
はじめに:ある家族の、慌ただしくも愛おしい一日
こんにちは!生後123日、まもなく4ヶ月になる娘と愛する妻との3人暮らし。育児という未知の大海原を航海中の新米パパ、シードです。
子育て中の毎日は、まるでジェットコースターのよう。予測不能な出来事の連続に翻弄されながらも、子どものふとした笑顔ひとつで、すべての疲れが吹き飛んでいく。そんな不思議なエネルギーに満ちています。
今日のブログは、そんな我が家の「とある一日」の記録です。
テーマは、「パパのワンオペ育児」「娘の単純性血管腫の治療」、そして「寝かしつけドライブ」。
午前中は僕が娘と二人きりで過ごすワンオペ育児に挑戦。午後は、生まれつき娘の身体にある「あざ」の、2回目となるレーザー治療へ。山あり谷あり、笑顔あり涙ありだった一日の出来事を、僕自身の気持ちの揺れ動きや、関連する情報・雑学を交えながら、ありのままに綴っていきたいと思います。
今まさに育児に奮闘しているパパさん、ママさん。あるいは、これから親になる方々。そして、お子さんの「あざ」について悩んでいる方々にとって、何か少しでも共感したり、参考にしていただける部分があれば、これほど嬉しいことはありません。
第1章:束の間の休息を君に。パパのワンオペと妻へのささやかなプレゼント
その日は、土曜日。朝8時、家族3人でのんびりと目を覚ましました。週末の朝は、いつもより少しだけ時間の流れが穏やかに感じられます。
「今日は整体に行ってきてもいいかな?」
妻からの提案に、僕は二つ返事で快諾しました。平日は、僕が仕事に行っている間、ほぼ一人で娘の世話をしてくれている妻。その小さな身体には、日々の抱っこや授乳で、想像以上の負担がかかっているはずです。
「もちろん!ゆっくりしておいでよ。あ、そうだ。せっかくだから、整体の前にどこかでモーニングでも食べてきたら?一人の時間を満喫してきて」
日頃の感謝を込めた、ささやかな提案。平日ワンオペ育児を頑張ってくれている妻への、ほんの気持ちばかりのプレゼントです。
妻は嬉しそうに「ありがとう!」と言うと、9時過ぎに家を出ていきました。後から聞くと、向かった先はなんと**「カレーハウスCoCo壱番屋」**だったそう。
【コラム】カレー屋さんのモーニング?CoCo壱番屋の意外な朝の顔
皆さん、「ココイチ」にモーニングメニューがあるのをご存知でしたか?実は、一部の店舗限定で、朝の時間帯(開店から午前11時まで)に特別なメニューを提供しているのです。
僕も以前利用したことがありますが、トースト、ゆで卵、サラダ、ドリンクといった喫茶店の定番メニューに、ミニサイズのカレーが付いてくるなど、朝からしっかりエネルギーをチャージできる、ボリューム満点のラインナップが魅力です。妻も「朝からお腹いっぱい!大満足だったよ」と話していました。
全店舗で実施しているわけではないので、もし興味がある方は、お近くの店舗がモーニング実施店かどうか、公式サイトで確認してみてくださいね。忙しい朝、たまには外でゆっくりと朝食をとる時間は、心のリフレッシュに繋がります。
さて、妻を送り出し、いよいよ僕と娘、二人きりの時間の始まりです。この時、娘は生後123日。いわゆる「魔の3ヶ月」を過ぎ、少しずつご機嫌な時間も増えてきましたが、まだまだ予断は許しません。
リビングのプレイマットにごろんと寝かせると、手足をバタバタさせてご機嫌な様子。僕はその隣に寝転んで、小さな手をそっと握ったり、ぷにぷにのほっぺを優しく撫でたり。言葉は通じなくても、肌と肌が触れ合うことで、不思議と心が通じるような気がします。
【赤ちゃんの発達メモ】生後4ヶ月頃の赤ちゃんの心と身体
一般的に、生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、首がしっかりとすわり、感情表現が豊かになってくる時期と言われています。
- 身体の発達: 首すわりが完成に近づき、縦抱きが安定してきます。手足を活発に動かし、興味のあるものに手を伸ばそうとする「リーチング」という行動が見られることも。
- 心の発達: 「あー」「うー」といったクーイング(喃語)が増え、親の呼びかけに声を出して応えようとします。嬉しい時には満面の笑みを、不快な時には大きな声で泣くなど、感情の表現がはっきりしてきます。
- 生活リズム: 昼と夜の区別がつき始め、少しずつ睡眠のリズムが整ってきます。しかし、まだまだ個人差が大きく、昼寝の時間や回数が定まらない子も多い時期です。
まさに成長の真っ只中にいる娘。その一瞬一瞬を見逃すまいと、僕は娘の表情をじっと見つめていました。
第2章:育児の合間に未来を描く。パパの挑戦と葛藤
しばらくご機嫌に遊んでいた娘ですが、やはり眠気の波がやってきたようです。少しぐずり始めたのを見て、「よし、今だ!」と僕は抱っこ紐を装着。ゆらゆらと部屋の中を歩き始めると、娘は安心したのか、すぐにすやすやと寝息を立て始めました。
「ふぅ、第一ミッション完了…」
そっとベッドに寝かせ、背中スイッチが発動しないことを祈りつつ、僕は自分の時間へと移行します。向かったのは、パソコンの前。おもむろに開いたのは、**「職務経歴書」**のファイルでした。
実は今、僕は家族の未来のために、新しい可能性を探している最中なのです。
娘の寝息だけが聞こえる静かな部屋で、お菓子を片手にキーボードを叩く。聞こえは良いかもしれませんが、現実はなかなかシビアなもの。育児の合間に捻出できる時間は、まさに「隙間時間」。集中力が途切れがちで、思うようにはかどらないのが正直なところです。
「このプロジェクトでは、どのような役割を果たし…」 「貴社で活かせる私の強みは…」
娘がいつ起きるかというタイムリミットと戦いながら、自分のキャリアを棚卸しし、未来へのビジョンを言葉にしていく。それは、父親としての責任と、一人の社会人としての挑戦が交差する、複雑で、しかし確かな手応えのある時間でした。
結局、1時間ほどで娘は目を覚ましました。もう少し作業を進めたかった、という気持ちもゼロではありません。しかし、目覚めた娘が不機嫌になることなく、にこにこと僕を見つめているのを見ると、「ま、いっか」と思えてしまうから不思議です。
その後、一人遊びをしてもらっている隙にもう一度寝かしつけに成功。合計で1時間半ほど昼寝をしてくれたところで、整体とモーニングを満喫した妻が帰宅しました。
「ただいまー!どうだった?」 「お帰り!お利口さんだったよ」
5時間ぶりにママの腕に抱かれた娘は、安心しきった表情で、ごくごくとおっぱいを飲んでいます。その姿を見ているだけで、僕の心も温かいもので満たされていくのを感じました。
第3章:小さな体に大きな勇気。単純性血管腫との闘い
午後は、家族3人で病院へ。今日の、そして我が家にとっての大きなミッションは、娘の**「単純性血管腫(たんじゅんせいけっかんしゅ)」**の治療です。
娘には生まれつき、身体の一部に赤いあざがあります。これは「単純性血管腫」というもので、皮膚の真皮にある毛細血管が局所的に異常に増え、拡張することによってできる、良性の血管腫の一種です。
【読者向け解説】単純性血管腫(ポートワイン母斑)とは?
- 別名: ワインの色に似ていることから「ポートワイン母斑」とも呼ばれます。一般的には「赤あざ」として知られています。
- 原因: 皮膚の毛細血管が作られる過程で、何らかの異常が発生することが原因とされていますが、なぜ異常が起こるのか、その根本的な原因はまだ完全には解明されていません。遺伝性のものではありません。
- 特徴:
- 生まれつき存在し、自然に消えることはほとんどありません。
- 身体の成長とともに、あざも同じ比率で大きくなります。
- 成長するにつれて、色が濃くなったり、皮膚が盛り上がったりすることがあります。
- 平らで、境界がはっきりしているのが特徴です。
- 治療: 現在、最も有効な治療法とされているのが**「色素レーザー治療」**です。
娘の場合、幸いにも健康上の問題はありません。しかし、将来、本人がこのあざのことで心を痛めたり、悩んだりするかもしれない。そう考えた僕たち夫婦は、医師と相談の上、できるだけ早いうちに治療を開始することを決めました。
【読者向け解説】単純性血管腫のレーザー治療について
娘が受けているのは、「Vビーム」という色素レーザーを用いた治療です。
- 治療の仕組み: レーザー光は、血液中の赤い色素(ヘモグロビン)にだけ吸収されるという特性を持っています。この特性を利用し、異常に増えてしまった毛細血管にだけレーザーを照射し、熱で破壊します。正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えながら、あざの原因となっている血管だけを選択的に治療することができるのです。
- 治療の痛み: 一般的に「輪ゴムでパチンと弾かれたような痛み」と表現されます。大人の場合は麻酔クリームを使用することもありますが、赤ちゃんの治療では、照射範囲が狭ければ麻酔なしで行うことも多いようです。
- 治療回数と期間: あざの色の濃さや大きさ、場所によって異なりますが、一度で完治することは稀です。通常、3ヶ月に1回程度のペースで、複数回の治療を根気よく続ける必要があります。治療期間は数年に及ぶことも珍しくありません。
- 費用と公的助成: レーザー治療は保険適用となります。さらに、ほとんどの自治体で「乳幼児医療費助成制度」が設けられており、自己負担額は数百円程度か、無料になる場合もあります。お住まいの自治体の制度を確認してみることをお勧めします。
治療は、赤ちゃんの皮膚が薄く、あざも小さい早期に始める方が、治療効果が高いと言われています。だからこそ、僕たちはこの小さな身体で治療に臨むことを決めたのです。
第4章:初めて聞く君の涙。治療室の前で祈る時間
今日が、人生で2回目のレーザー治療。まずは医師の診察から始まります。
「うん、順調ですね。前回より少し照射レベルを上げてみましょう」
淡々と告げる医師の言葉に、僕の心臓が少しだけドキリとします。照射レベルを上げるということは、それだけ痛みも増すということだろうか…?
前回、初めてのレーザー治療の時、娘は全く泣きませんでした。キョトンとした顔をしているうちに、あっという間に終わってしまったのです。だからこそ、今日の治療もきっと大丈夫だろう、と高を括っていた部分がありました。
「じゃあ、始めますね」
看護師さんに抱っこされた娘が、治療室へと入っていきます。僕と妻は、固く閉ざされたドアの前で、祈るような気持ちでその時を待ちます。おそらく、治療自体はほんの数分で終わるはず。それでも、その時間は永遠のように長く感じられました。
「2歳くらいになるまで、こうして3ヶ月に1回、通い続けることになるのかなぁ…」
そんなことをぼんやりと考えていた、その時でした。
「えーーーーん!!!」
ドアの向こうから、今まで聞いたことのないような、力強い娘の泣き声が響いてきたのです。
その声を聞いた瞬間、僕と妻は顔を見合わせました。胸が、ぎゅっと締め付けられるような感覚。痛かったのか、それとも見知らぬ場所で身体を押さえつけられたことにびっくりしたのか。理由は分かりません。でも、娘が生まれて初めて、治療で涙を流した瞬間でした。
すぐに治療が終わり、看護師さんに抱かれて出てきた娘は、顔を真っ赤にして泣きじゃくっていました。妻が慌てて抱き寄せ、背中をトントンと優しく叩きます。
「よく頑張ったね!偉かったね!痛かったねぇ…」
代われるものなら代わってあげたい。親なら誰しもがそう思うでしょう。でも、それは叶わない。僕たちにできるのは、ただただ娘の勇気を称え、強く抱きしめてあげることだけでした。
幸いにも、娘はママの腕の中でしばらくすると泣き止み、けろりとした表情に戻りました。子どもの回復力には、いつも驚かされます。しかし、僕と妻の心には、娘の力強い泣き声が、いつまでもこだましているようでした。
第5章:眠りの魔法は車の揺れ?必殺「寝かしつけドライブ」
病院からの帰り道、近くのスーパーに寄って買い物を済ませました。チャイルドシートに乗せられた娘は、治療の疲れと、車の心地よい揺れもあってか、いつの間にかすーすーと寝息を立てています。
「寝ちゃったね…」 「このままベッドに運んだら、絶対起きちゃうよね」
いわゆる「背中スイッチ」を恐れた僕たちは、ある作戦を実行することにしました。それは、妻だけを先にアパートで降ろし、僕と娘は眠りが深くなるまでドライブを続ける、というものです。
最近、我が家ではこの**「寝かしつけドライブ」**が定番となりつつあります。ぐずってなかなか寝てくれない時も、車に乗せて少し走らせるだけで、魔法にかかったように眠りに落ちてくれるのです。
【育児の知恵袋】なぜ赤ちゃんは車でよく眠るのか?
この現象、多くのパパさんママさんが経験しているのではないでしょうか。これには、いくつかの理由が考えられています。
- 心地よい揺れ: 車の規則的で単調な揺れは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいた時に感じていた揺れに似ていると言われています。この揺れが、赤ちゃんに安心感を与え、眠りを誘うのです。
- エンジン音(ホワイトノイズ): 車のエンジン音や走行音は、「ホワイトノイズ」と呼ばれる雑音の一種です。ホワイトノイズには、様々な周波数の音が混ざっており、他の突発的な音(ドアの開閉音や話し声など)をかき消すマスキング効果があります。これもまた、お母さんの胎内で聞いていた血流の音などに近く、赤ちゃんをリラックスさせる効果があると考えられています。
今日はスーパーの駐車場に車を停め、エンジンをかけたまま待機。もし泣き出したら、また少し走らせる。この繰り返しで、娘の睡眠時間を確保します。
窓の外は、少しずつ夕暮れの色に染まっていました。カーステレオからは静かな音楽が流れ、後部座席からは、世界で一番愛おしい寝息が聞こえてくる。それは、とても穏やかで、幸せな時間でした。
ただ、同時にふと、「もし今、事故に遭ってしまったら…」という不安もよぎります。大切な命を乗せているからこそ、運転には細心の注意を払わなければならない。安全第一。その言葉を、改めて胸に刻み込んだドライブデート(睡眠)となりました。
まとめ:涙も笑顔もすべてが宝物。家族で乗り越える一日
ワンオペ育児に始まり、転職活動、そして娘のレーザー治療。帰宅後は寝かしつけドライブと、振り返ってみれば、本当に盛りだくさんな一日でした。
娘の治療中の泣き声を聞いた時は、胸が張り裂けそうになりました。しかし、それもまた、娘が懸命に生きている証であり、成長の記録なのだと思います。痛いこと、怖いことを経験して、娘はまた一つ、強くなっていくのでしょう。
そして、そんな娘を支える僕たち夫婦もまた、親として少しずつ成長させてもらっているのかもしれません。
家に帰ると、先に帰っていた妻がお風呂やご飯の準備をしてくれていました。僕が娘とドライブしている間に、リビングの掃除まで済ませてくれていたようです。その優しさに、心から感謝の気持ちが湧き上がりました。
大変なこともあるけれど、嬉しいことも、楽しいこともたくさんある。家族3人で手を取り合って、一つ一つの出来事を乗り越えていく。その日々の積み重ねこそが、何にも代えがたい「家族の歴史」になっていくのでしょう。
このブログを読んでくださっている、すべての子育てに奮闘するパパさん、ママさん。そして、お子さんの病気や治療と向き合っているご家族の皆さん。不安や心配で、心が押しつぶされそうになる夜もあるかもしれません。でも、あなたは一人ではありません。
僕も、悩み、迷いながら、それでも前を向いて進む、あなたと同じ一人の父親です。
今日の涙が、いつかきっと、未来の笑顔に繋がると信じて。
明日もまた、家族と一緒に、最高の一日を作っていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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