こんにちは、シードです!
生後51日の可愛い可愛い娘と、愛する妻との3人暮らしを満喫中の新米パパです。現在、絶賛育児休業中。慣れないながらも、毎日奮闘しています。
今日は、僕にとって、そして娘にとっても、ちょっと特別な一日でした。妻が久しぶりに都会へ繰り出し、ランチと整体を満喫する日。つまり、僕が一人で娘と向き合う、初めての本格的なワンオペ育児の日だったんです!
朝の9時半ごろ、妻は娘に最後の授乳を済ませ、颯爽と出かけていきました。授乳直後の娘はすやすやと眠っていたので、「これは幸先良いスタートだな! 楽なワンオペタイムになるかも!」なんて、僕は甘く考えていたんです。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした。妻が出かけて、わずか5分後のこと。
「ふぎゃああああああん!」
突然の泣き声が響き渡りました。
泣き止まない娘との格闘、パパの試行錯誤
「え、もう? お腹はいっぱいのはずだけど…」
焦りながらも、まずは定番のおむつ交換。うんちも出ていないし、おしっこも少量。綺麗なおむつに替えても、泣き声は一向に収まりません。
抱っこしてみても、縦抱きにしても、横抱きにしても、ゆらゆら揺らしても、優しく声をかけても、何をしてもダメ。普段なら、抱っこすればすぐに落ち着く娘なのに、今日はいつもと様子が違います。
途方に暮れてしまいましたが、この状況を打開できるのは僕しかいない。必死に娘をあやし続けました。
「もしかして、抱き癖がついちゃうのかな…?」なんて心配が頭をよぎりつつも、泣き止まない我が子を放っておくわけにはいきません。結局、「泣き疲れるまで我慢勝負だな…」と覚悟を決め、ひたすら抱っこし続けることに。
時間だけが過ぎていきます。1時間、2時間…。時計の針を見るたびに、焦りと疲労が募っていきました。
赤ちゃんの泣きの秘密:様々な理由とパパの心の準備
ここで、ちょっと育児の豆知識を挟ませてください。赤ちゃんが泣くのには、本当に様々な理由があります。
- お腹が空いた: 最も分かりやすい理由ですね。特に新生児期は頻繁に授乳が必要なので、注意が必要です。
- おむつが汚れている: 不快感から泣くことも多いです。
- 眠たい: 眠いのにうまく眠れない時にも、赤ちゃんは泣いて訴えます。
- 暑い・寒い: 体温調節が未熟な赤ちゃんは、室温の変化に敏感です。
- 刺激が多すぎる・少なすぎる: 周囲の環境が刺激的すぎたり、逆に退屈だったりしても泣くことがあります。
- 抱っこしてほしい: 単純に寂しかったり、安心感を求めて抱っこを要求することもよくあります。
- 体調が悪い・どこか痛い: 発熱や体調不良、どこかに痛みがある場合も泣き続けます。いつもと違う泣き方や様子が見られる場合は、注意深く観察し、必要であれば医療機関に相談しましょう。
- 「コリック」と呼ばれる黄昏泣き(たそがれなき): 特に生後数週間から数ヶ月の赤ちゃんに見られる、夕方から夜にかけて理由なく激しく泣き続ける現象です。原因ははっきりしていませんが、消化器系の未発達や、日中の刺激によるものなど、諸説あります。
今回、娘は妻の出発から1時間以上も泣き続けていました。普段と違う状況で、もしかしたら僕が抱っこしていることに寂しさや不安を感じていたのかもしれません。パパの僕も、内心は焦りや不安でいっぱいでしたが、とにかく娘の訴えに耳を傾けるしかありませんでした。
予想外のミルク要求!パパの機転と安堵の瞬間
1時間ほど泣き続けた娘。さすがに、お腹が空いているだろうと判断しました。朝9時半に授乳を終えてから、もうたっぷり時間が経っています。
「よし、ミルクだ!」
僕はサッとミルクを作り始めました。普段、ミルクを作るのは妻の担当。僕が作るのは数えるほどしかありません。慣れない手つきで粉ミルクを計り、お湯を注ぎ、冷まして…と、あたふたしながらも、なんとかミルクが完成しました。
泣きじゃくる娘に哺乳瓶を差し出すと、彼はまさかのごくごく飲み! 普段はゆっくり飲むことが多いのですが、よほどお腹が空いていたのでしょう。あっという間に完飲してくれました。
ミルクを飲み終えた娘は、少し眠たそうな様子。よし、このチャンスを逃すまい!と、僕は抱っこで優しくトントン。しばらくすると、すやすやと寝息を立て始めました。
束の間の自由時間…からの大誤算!
「やったー! やっと寝たー!」
僕の心には、安堵の気持ちと、ようやく訪れた「自分の時間」への期待が膨らみました。そーっとベビーベッドに娘を寝かせ、僕はそーっとその場を離れました。
「さて、この時間を使って、家事を少し片付けて…」
そう思ったのも束の間、ベビーベッドに寝かせた僕の背後から、再びあの声が。
「ふぎゃああああああん!」
「ええっ!? また!?」
まさかの展開に、僕は膝から崩れ落ちそうになりました。せっかく寝かしつけたのに…。これは、一体どういうことだ!?
赤ちゃんは敏感:なぜベッドに置くと泣くのか?
これも育児あるあるですが、赤ちゃんは本当に敏感です。特に、抱っこで寝かしつけたのにベッドに置くと泣き出す、いわゆる「背中スイッチ」に悩まされているパパママは多いのではないでしょうか。
背中スイッチが発動する原因はいくつか考えられます。
- 体温の変化: 抱っこされている時は温かいですが、ベッドに置かれると体温が奪われるように感じることがあります。
- 触覚の変化: 抱っこで密着していた状態から、ベッドに触れることで、肌に当たる感覚や硬さが変わり、違和感を覚えることがあります。
- 安心感の喪失: パパママに抱っこされている状態は、赤ちゃんにとって最も安心できる場所です。そこから離されることで、不安を感じてしまうのです。
- 五感の変化: 抱っこ中はパパママの心臓の音や呼吸、匂いなどを感じていますが、ベッドに置かれるとそれらがなくなり、環境の変化に気づいてしまうことがあります。
僕の娘も、まさに「背中スイッチ」が作動してしまったようでした。
最後の手段!パパとベビーの添い寝作戦
もう、こうなったら最終手段です。僕は娘を抱き上げ、大人のベッドに移動しました。そして、娘を僕の体のすぐそばに寝かせ、体温を感じさせながらトントンと優しく背中を撫でてあげました。
すると、どうでしょう。人肌を感じるのが安心するのか、娘はすぐにすやすやと寝息を立て始めました。
「よかった…」
僕もホッと胸をなでおろしました。しかし、ここで問題発生です。娘が熟睡しているのは良いのですが、僕がベッドを抜け出そうとすると、すぐに目を覚ましてしまいそう…。
「これは、僕も寝るしかないのか…」
結局、娘を起こさないように、僕もそのままベッドで眠ることにしました。僕のワンオペタイムは、まさかの添い寝タイムに突入です。
添い寝のメリット・デメリットと安全への配慮
添い寝は、赤ちゃんが安心感を覚える効果的な方法の一つです。特に夜間の授乳が頻繁な時期や、寝つきが悪い赤ちゃんには有効な場合があります。
メリット:
- 赤ちゃんに安心感を与える: 人肌の温もりや匂いを感じることで、赤ちゃんは安心し、ぐっすり眠ることができます。
- 授乳が楽になる: 夜間授乳の際に、ベッドから起き上がることなく授乳できるため、パパママの負担を軽減できます。
- 親子の絆が深まる: 添い寝は、親子間のスキンシップを深める貴重な時間となります。
デメリット・注意点:
- 窒息のリスク: 特に新生児期は、柔らかい寝具やパパママの体によって窒息してしまうリスクがあります。寝具は固めのものを選び、枕やブランケットなどで赤ちゃんの顔が埋もれないように注意が必要です。
- 転落の危険: ベッドから赤ちゃんが転落しないように、ベッドガードを使用したり、壁際に寝かせたりするなどの対策が必要です。
- 過度の添い寝依存: 添い寝に慣れすぎると、一人で寝ることが難しくなる場合もあります。
今回は緊急事態だったので添い寝を選びましたが、普段から安全には最大限配慮するようにしています。特に、今回は僕一人でのワンオペだったので、より一層注意を払いました。
ワンオペ育児の醍醐味!?予測不能な時間の流れ
1時間ほど僕も一緒に寝たでしょうか。娘が「ふぎゃあああ!」という泣き声で目を覚ましました。
「あ、起きた…」
時計を見ると、僕が寝ていたのは本当に短い時間でしたが、不思議と体がスッキリしていました。これも、育児休業でまとまった睡眠が取れないことへの体の適応なのでしょうか(笑)。
娘は、またもお腹が空いている様子。ワンオペの今日は、ミルクの登場回数が多めです。
「よし、今度こそ完璧にミルクを作るぞ!」
慣れた手つきで、今度は80ccのミルクを用意しました。しかし、ミルクが完成する前に、娘はまさかの睡魔に襲われ、再び夢の中へ…。
「ええ!? 寝ちゃったの!?」
僕は思わず声を上げそうになりましたが、せっかく作ったミルクが無駄になるのは避けたい。しばらく様子を見ていると、案の定、娘は再び泣き始めました。
「よし、今だ!」
僕はすかさず温かいミルクを差し出します。今度も娘はゴクゴクと美味しそうに飲み、無事完飲!
ミルクを飲んだ後の娘は、先ほどまでの大泣きが嘘のように上機嫌です! 笑顔を振りまき、手足をバタバタさせてご機嫌な様子。
ワンオペの終盤戦:パパの癒しと妻への感謝
僕は、娘をハイローチェアに乗せました。ハイローチェアは、赤ちゃんの居場所を確保しつつ、家事をするパパママにとっての強い味方です。そして、娘がご機嫌な今のうちに!と、僕はこうしてブログを書き始めました。
僕の隣で、娘は満面の笑みを振りまいてくれます。その笑顔を見ていると、これまでの苦労や焦りが一気に吹き飛んでいくような気がしました。
「ふふ、よく頑張ったな、お互いに」
なんて、心の中で娘に語りかけながら、僕もブログのキーボードを打ち進めます。
もう少ししたら、妻が帰ってくる予定です。
今日のワンオペは、正直言って想像以上に大変でした。泣き止まない娘との格闘、突然のミルク要求、背中スイッチの発動、そしてまさかの添い寝…。普段、いかに妻が大変な育児を一人でこなしてくれているのかを、身をもって知ることができた一日でした。
妻は、きっとパンパンになったおっぱいを抱えて帰ってくることでしょう。帰ってきたら、今日の出来事を話して、そして何より、心からの感謝を伝えたいと思います。
育休中のパパとして、今日の経験は僕にとってかけがえのないものになりました。これからも、妻と協力しながら、娘と一緒に成長していきたいと思います。
今日のワンオペ育児で、僕は改めて妻への感謝と、赤ちゃんの奥深さを知ることができました。皆さんの育児エピソードや、ワンオペで乗り切った秘訣などがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
#39日後に育休から職場復帰する夫
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