こんにちは!育休中の新米パパ、シードと申します。 わが家は生後66日の娘と、妻との3人暮らし。ブログを読んでくださっている皆さま、いつもありがとうございます!
さて、今日は記念すべき日。妻が久しぶりに都会へ出かけることになり、午前10時から午後4時までの6時間、僕と娘の「久しぶりのワンオペ」が実現しました。たった6時間と思うかもしれませんが、僕にとっては未知の世界。朝からちょっとドキドキ、ワクワクしていました。
朝6時前、静かな戦いの始まり
今日の朝はいつもより少し早く、6時前に目が覚めました。いや、目が覚めさせられました、というのが正しいでしょうか(笑)。
昨夜は、娘の寝つきがいつも以上に悪く、なかなか寝てくれなくて。気づけば23時を回っていました。日中の刺激が多かったかな?それとも、黄昏泣きの一種だったのかな?最近は「魔の3週目」ならぬ「魔の3ヶ月目」なんて言葉も聞くので、もしかしたらそれだったのかもしれません。
魔の3週目とは、生後3週目ごろから赤ちゃんが夕方になると激しく泣き出す現象で、多くの場合、生後3ヶ月頃まで続くとされています。俗に「黄昏泣き」とも呼ばれます。特に原因があるわけではなく、授乳しても、おむつを替えても泣き止まないため、多くのママ・パパが「どうしたらいいの…」と悩むポイントですよね。この時期を乗り越えるためには、抱っこやドライブ、おくるみで安心させるなど、さまざまな方法を試すことが大切だと言われています。
さて、そんな昨晩だったので、夜中にも一度は泣いて起きるだろうと覚悟していたのですが、意外にもぐっすり。なんと、6時前まで一度も起きずに寝てくれました!
生後1ヶ月を過ぎた頃から、寝ている時間が徐々に増えてきたわが家の娘。これもまた「奇跡の瞬間」の一つです。一般的に、赤ちゃんが夜通し寝るようになるのは生後3〜4ヶ月頃と言われています。これは、赤ちゃんの体内時計が整い始め、夜と昼の区別がつき始める時期だからだそうです。うちの子は、きっとお父さんとお母さんに優しい子なんでしょうね。(/・ω・)/
妻が娘の寝起きの授乳をしてくれている間に、僕は朝のルーティンであるランニングへ。実は昨日、楽しみにしていたアシックスの新作ランニングシューズが届いたばかりで、早く試したくてうずうずしていました。
新しいシューズに足を通し、いざ走り出すと、足が軽い!……かと思いきや、昨夜たくさん食べた夕食が原因か、なんだか体が重い…。それでも、新しいシューズのクッション性を確かめながら、心地よい疲労感を感じながら5kmを完走。帰宅する頃には、体は疲れていましたが、頭の中はすっきり爽快でした。
ランニングから帰宅すると、妻から「もうちょっと寝たい…」と切実なリクエストが。もちろん、快諾です!ママがしっかり休むことも、育児において本当に大切なこと。そこで、僕は娘を連れ、リビングへと向かいました。
30分ほど抱っこであやしていました。最近の娘は、横抱きだとすぐに泣いてしまい、縦抱きじゃないと泣き止んでくれません。
縦抱きは、赤ちゃんの視界が広がり、パパやママの心臓の音を近くで聞けるため、安心すると言われています。うちの娘も、僕の心臓の音を聞いて安心しているのかな?なんて想像すると、疲れも吹き飛びます。
しかし、この縦抱き、実はかなりの筋力トレーニングになります。赤ちゃんの体重を左手でお尻の下から支え、右腕で首と背中を支える。生後2ヶ月の娘の体重はもうすぐ6kg。長時間この体制を保っていると、左腕の筋肉が悲鳴をあげます。
「鍛えねば…」
そう心の中でつぶやきながら、僕は今日も娘を抱っこします。いつか、片手でひょいっと抱っこできるようになる日を夢見て。
初めてのワンオペ、スタート!
午前10時、妻が玄関のドアを閉める音が聞こえました。
「いよいよ僕と娘のワンオペだ!」
そう意気込んだものの、娘はなんだかご機嫌斜め。妻が授乳してから出かけたので、お腹が空いているわけではないはず。もしかしたら、ママの気配が急に消えて不安になったのかもしれません。
赤ちゃんは、生後数ヶ月のうちに特定の人物(多くは母親)を認識し、その人物がいないと不安を感じることがあります。これは**「人見知り」**の始まりとも言えるでしょう。特に、母乳育児をしている赤ちゃんは、ママのにおいを嗅ぎ分け、ママの抱っこに安心感を覚えます。
よし、ここはパパの出番! ご機嫌を直してもらうべく、まずは一緒に遊んでみることにしました。
【ワンオペ奮闘記①:遊んで、体力を削って、寝かしつけ!】
- メリーちゃんで遊ぶ:カラフルなキャラクターがくるくる回るメリーは、赤ちゃんの視覚を刺激する最高のアイテムです。娘もじーっと目で追って、時折「あー」「うー」と楽しそうに声を出してくれます。
- タミータイム(うつぶせ遊び):タミータイムは、赤ちゃんの首や背中の筋肉を鍛えるのにとても効果的です。娘も少しずつ首がすわり始めてきて、最近は頭をぐいっと持ち上げられるようになりました。最初は嫌がって泣くこともありますが、パパがそばで応援していると、がんばってくれます。
- 最後の仕上げは縦抱きで寝かしつけ:遊び疲れて少し眠そうになってきたところで、再び縦抱きの出番。ゆらゆらと揺らしながら、子守唄を口ずさみます。すると、だんだん目がとろんとしてきて…。
この一連の流れで、30分ほどかけてようやく娘は眠りに落ちてくれました。
娘が寝ている間にパパのミッションをこなす
娘が眠ってくれた、この貴重な**「ゴールデンタイム」**。 僕には、この間にやらなければならないミッションがありました。
ミッション①:折ってしまったバーミキュラを直してくれるメーカー探し
実は先日、妻が大切にしているバーミキュラの取っ手を、不注意で折ってしまったのです…。 バーミキュラは、日本の職人が手作業で作るホーロー鍋。その品質とデザインの美しさから、多くの料理愛好家から支持されています。
「ごめんよ、妻よ…」
そう心の中で謝りながら、「バーミキュラ 修理」で検索。すると、ジモティーで個人で溶接している人を発見しました。早速連絡をいれてみました。まだ返信はないですが、対応してくれるといいなぁ。
バーミキュラの製造元である愛知ドビー株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置く鋳造メーカーです。もともと工作機械などの部品を製造していた会社が、町工場の技術を守るために「世界一おいしいご飯が炊ける鍋」を作ろうと開発したのがバーミキュラだそうです。そのストーリーを知ると、ますます愛着が湧いてきます。Made in Japanがいいですよね。
ミッション②:娘の2回目の予防接種の予約
生後2ヶ月になると、予防接種が本格的に始まります。 予防接種は、赤ちゃんを重い病気から守るための大切なプロセスです。
生後2ヶ月から始まる主な予防接種は、以下の通り。
- ヒブ:インフルエンザ菌b型(Hib)による感染症を予防
- 小児用肺炎球菌:肺炎球菌による肺炎や髄膜炎などを予防
- B型肝炎:B型肝炎ウイルスの感染を予防
- ロタウイルス:ロタウイルスによる重度の胃腸炎を予防
- 五種混合(DPT-IPV-Hib):ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブの5つの病気を予防する混合ワクチン
ロタウイルスワクチンは、生ワクチンであり、経口で接種します。うちの子はロタウイルスワクチンを2回接種するタイプだったので、今回は肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルス、5種混合の4種類を接種することになります。これだけたくさん一度に接種するのは、ちょっとかわいそうに思ってしまいますが、これも娘の健康を守るため。頑張って乗り越えようね!
無事に予約を済ませ、ミッション完了!
予期せぬ出来事、そしてミルク量への驚き
30分ほど眠ってくれた娘が目を覚まし、泣き始めました。 どうやら、お腹が空いたようです。
今日はワンオペなので、粉ミルクの出番です。 生後1ヶ月の頃は、80ccくらい飲めば満足してくれていたので、とりあえず80ccのミルクを作ってあげてみました。
娘はごくごくと勢いよく飲んでくれましたが、飲み終えてもなんだか不機嫌。指をしゃぶったり、ぐずったり。
「あれ?まだ足りないのかな?」
僕が抱っこすると、お腹が減っていることを示す**「探索反射」**のような仕草をします。これは、赤ちゃんの頬や唇に触れると、自然とそちらを向いて口を開ける反射のこと。まさに「おっぱいはどこ?」と探しているような仕草です。
そこで、追加で80ccのミルクを作ってみることにしました。合計160cc。
「さすがに多すぎるかな?」
少し不安になりながらも、温かいミルクを娘の口元へ。 すると、またしても勢いよく飲み始め、ぐびぐびと飲み干してくれました。
最後の一滴まで飲み干した娘は、お腹がパンパン! さすがに飲みすぎたかな…?と心配になりましたが、吐き戻すこともなく、僕に抱っこされるとすぐにすやすやと眠ってしまいました。
最近は、妻が搾乳した母乳をあげておらず、直接授乳がメインだったため、娘が一度にどれくらいの量を飲んでいるのか、正確に把握できていませんでした。改めて、160ccという量を目の当たりにして、「こんなに飲めるようになったんだ…!」と、感動と驚きが入り混じった気持ちになりました。
生後2ヶ月頃から、赤ちゃんは飲む量が増え、間隔が空くようになるのが一般的です。これは、赤ちゃんの消化器官が発達し、一度にたくさんのミルクや母乳を摂取できるようになるためです。うちの娘も、順調に成長している証拠なんだな、と一人で納得しました。
パパの育児は「筋力」と「情報」が鍵
初めてのワンオペ、終わってみればあっという間の6時間でした。 妻が帰宅して娘を抱きかかえると、娘は満面の笑み。やっぱりママの存在は偉大だな、と改めて感じた瞬間です。
今日のワンオペを振り返ると、パパの育児には**「筋力」と「情報」**が大切だと痛感しました。
- 筋力:縦抱きで泣き止む娘を抱っこし続けるための腕力。
- 情報:突然の事態にも対応できる、育児に関する知識。
子育ては、毎日が学びの連続です。 これからも、娘の成長を一番近くで見守りながら、パパとしてできることを増やしていきたいと思います。
僕の育児ライフは、まだ始まったばかり。 次回はどんな発見があるかな?またブログで報告しますので、ぜひ読んでくださいね!
#24日後に育休から職場復帰する夫
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