皆さん、はじめまして!生後65日の娘と愛する妻と、3人で暮らしている新米パパ、シードと申します。現在、絶賛育児休業中!毎日が発見と驚きの連続で、本当に充実した日々を送っています。
今回は、そんな育休パパのちょっとした日常をお届けしたいと思います。
雨の日の朝、謎の赤ちゃん大移動事件
育休中の私の日課の一つが、毎朝のランニングです。朝日を浴びながら体を動かすと、心も体もリフレッシュできて、一日を気持ちよくスタートできます。今日も6時にアラームをセットして、颯爽と走り出す予定でした。しかし、カーテンを開けると、そこには無情の雨。
「あー、今日はお休みか…」
がっかりしながら、もう一度ベッドに潜り込み、ゴロゴロとスマホを眺める至福のひととき。しかし、完全な二度寝はせず、ぼんやりと娘の様子を観察していました。ベビーベッドの中では、生後65日の小さな我が子が、すやすやと眠っています。
ん?なんかいつもと向きが違うな…
寝始めは頭が北向きだったはずなのに、今は真東を向いています。つまり、90度回転している状態です。
「おぉ、すごいな。もうこんなに動くのか」
感心しながら、しばらく見守っていると、7時半ごろに妻が起きてきました。
「おはよう〜。よく寝てたね」
「おはよう。見てよ、この子。寝てる間に90度も動いてるんだよ」
妻と二人で微笑ましく娘を見つめていると、驚くべき光景が目に飛び込んできました。
さっきまで東を向いていた娘が、さらに90度回転し、今度は南を向いているではありませんか!
つまり、寝始めから合計180度の大回転。まるで小さなコマのように、ベビーベッドを縦横無尽に移動しているのです。たった1時間半の間に、こんなにも激しく動けるものなのかと、改めて赤ちゃんの底知れぬ生命力と成長スピードに感心しました。
赤ちゃんの寝相はなぜ悪いの? 専門家も驚くダイナミックな寝相の秘密
我が子のダイナミックな寝相に驚いたわけですが、赤ちゃんってなんでこんなに寝相が悪いの?と疑問に思った方もいるかもしれません。実はこれ、赤ちゃんの成長にとって非常に重要なことなんです。
一般的に、大人の寝返りは体の歪みを整えたり、血行を良くしたり、同じ姿勢で寝ることによる体の負担を軽減する役割があります。しかし、赤ちゃんの寝相はそれ以上に、脳と体の発達に深く関係していると言われています。
1. 運動能力の発達 生後数ヶ月の赤ちゃんは、寝返りを打つことで、自分の体の動かし方を学び始めます。手足を動かし、頭を上げ、体をひねる。これらの動きは、将来のハイハイや歩行につながる重要なステップです。寝ている間に無意識に行われる寝返りや体の移動は、赤ちゃんにとっての貴重な運動学習の機会なのです。
2. 脳の活性化 赤ちゃんが寝ている間、脳の中では様々な情報処理が行われています。日中に見たもの、聞いたこと、感じたことなどが整理され、記憶に定着していきます。その過程で、レム睡眠(体を動かす夢を見やすい浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返します。寝相が悪いのは、このレム睡眠中に活発に体が動いている証拠。つまり、脳が活発に活動しているサインとも言えるのです。
3. 体温調節 赤ちゃんは、大人に比べて体温調節機能が未熟です。暑いと感じると、無意識に手足を広げたり、体の向きを変えたりして、体温を下げようとします。寝相が悪いのは、快適な睡眠環境を自ら作り出そうとする、本能的な行動でもあるのです。
【豆知識】赤ちゃんの睡眠サイクルは大人と違う? 大人と比べて、赤ちゃんの睡眠サイクルは非常に短く、レム睡眠の割合が多いのが特徴です。生まれたばかりの赤ちゃんは、睡眠時間の半分以上がレム睡眠だと言われています。このレム睡眠中に、脳は急速に発達し、神経回路が形成されていきます。寝ている間に「学習」していると言っても過言ではありませんね。
お漏らしの原因究明と、見つからない解決策
さて、謎の寝相に驚いている間に、娘が起きました。ぐっすり眠ったのか、ご機嫌な様子。ニコニコと笑いかけてくれる娘を抱き上げようと、ベビーベッドに手を伸ばすと、なんだかシーツが湿っぽい…
「あちゃー、またお漏らしだ」
実は、ここ数日、朝起きるとシーツや娘の服が少し濡れていることが続いていました。昨日の朝もそうで、妻と「なんでだろうね?」と首をかしげていたんです。
原因はわからず仕舞いでしたが、今朝の観察でついにその真相が明らかに。
娘を抱き上げてみると、下半身、特に背中側が少し湿っています。そして、昨日のお漏らしも、今日の観察も、ある共通点に気がつきました。それは、娘が足を上げた状態で寝ているということです。
小さな天使のような寝顔で、両足をピンと上に向けて寝ている姿は、とても愛らしくて癒やされるのですが、どうやらこのポーズが原因のようです。おしっこをすると、重力の法則に従って、おむつの隙間から背中の方へ流れていってしまう…。
原因がわかってスッキリしたものの、さて、どうしたものか。
「足を上げないようにするにはどうすればいいんだろう?」
妻に聞いても、「無理じゃない?」と一言。確かに、寝ている赤ちゃんの体勢をコントロールするのは至難の業です。娘が足を上げるのをやめるまで、シーツを頻繁に洗う日々が続きそうです。これも育児の醍醐味、ということで(笑)。
育児の「なぜ?」を紐解く科学の眼差し
育児をしていると、「なぜ?」「どうして?」と思うことばかりです。
- なぜ、赤ちゃんは新生児微笑をするの?
- なぜ、赤ちゃんは寝言を言うの?
- なぜ、赤ちゃんは指しゃぶりをするの?
これらの疑問には、実は科学的な根拠や理由があることがほとんどです。
【新生児微笑の雑学】 生後まもない赤ちゃんが見せる「にこっ」とした表情。これは「生理的微笑」と呼ばれ、楽しい、嬉しいといった感情とは関係なく、反射的に起こるものだと言われています。しかし、この微笑がパパやママに安らぎを与え、赤ちゃんとの絆を深める重要な役割を果たしていることも事実です。
【指しゃぶりの雑学】 赤ちゃんが指しゃぶりをするのは、安心感を求めている、口の感覚を確かめている、といった理由の他に、実は脳の発達を促す重要な行動でもあります。指を口に入れるという行為は、手と口の協調運動であり、脳の様々な部位を刺激します。また、指を吸うという行為は、将来の食事(スプーンを口に運ぶなど)の練習にもなっているのです。
育児の「なぜ?」に目を向けると、毎日の出来事がより深く、興味深いものに感じられます。
妻からのミッション、初めての化粧品購入!
午前中、娘とのドタバタ劇を終え、お昼ごはんを食べた後、妻から一つのミッションが与えられました。
「ごめん、薬局まで買い物に行ってきてくれる?カウンセリング化粧品を買ってきてほしいんだけど」
おつかいの内容は、特定の化粧品を一つ購入すること。久しぶりの一人での外出に、少しワクワクしました。今朝のランニングは中止になったので、せめてもの運動にと、薬局まで歩いていくことに。
男が一人で足を踏み入れてはいけない領域
薬局に到着し、いざ化粧品コーナーへ。
普段、日用品や食品を買うことはあっても、カウンセリング化粧品が並ぶエリアには足を踏み入れたことがありません。そこは、まるで別世界。キラキラと輝くボトルやパッケージ、様々なブランド名、そして、聞いたことのない専門用語の数々…
「トーンアップ」「リフトアップ」「美白」「保湿」「エイジングケア」…
まるで異国の地に来たかのように、何が何だかわからない。目的の商品を探そうにも、どこに何があるかさっぱり見当がつきません。
これは自力では無理だ…!
そう悟った私は、勇気を出して店員さんを呼ぶことにしました。
プロの接客術、そしてまさかの凡ミス
「すみません、この化粧品を探しているのですが…」
スマホに表示された商品の写真を店員さんに見せると、とても丁寧に案内してくれました。
「はい、こちらですね。お客様、こちらはトーンアップ効果のないタイプですが、トーンアップ効果のあるタイプもございますが、いかがなさいますか?」
トーンアップ…?初めて聞く言葉に、頭の中は「???」でいっぱいです。妻からの指示には「トーンアップなし」とあったことを思い出し、戸惑いながらも「トーンアップなしでお願いします」と答えました。
店員さんは、プロの接客術で次々と商品を勧めてくれます。
「今でしたら、こちらのパックもお試しいただけますよ」 「この美容液とセットでお使いいただくと、より効果的です」 「新商品のサンプルもたくさんお付けしますね!」
気づけば、私の手には目的の商品以外に、たくさんのサンプルやオマケが乗ったカゴが…。店員さんの営業トークに乗せられ、まんまと買い物を楽しんでしまったようです。
化粧品の奥深さと、男の買い物失敗談
家に帰り、妻にミッション完了の報告をしました。
「ただいまー!おつかい、無事に済んだよ!」
誇らしげに商品とたくさんのオマケを差し出す私。しかし、妻の顔が曇ります。
「あれ…?これ、トーンアップありの方だ…」
「えっ…?」
なんと、私は店員さんとのやり取りの中で、一番肝心な部分を聞き間違えていたのです。いや、聞き間違えたというか、「トーンアップ」という言葉の意味を正しく理解していなかったのが原因でしょう。
「トーンアップ」とは、肌の色調を明るく見せる効果のこと。妻が欲しかったのは、肌の色を変えない、自然な仕上がりの化粧品だったのです。
トーンアップ…奥が深い…
改めて化粧品のパッケージを見てみると、確かに「トーンアップ効果」を謳う文字が小さく書かれていました。男性からすれば、「化粧品はどれも同じようなもの」と思ってしまいがちですが、一つ一つの商品に、様々な機能や効果が込められていることを痛感しました。
パパ活!~パパの家事・育児参加がもたらすメリット~
今回の「初めての化粧品購入」ミッションは失敗に終わりましたが、このような妻のおつかいも、育休中のパパにとって非常に重要な役割を果たしています。
- 家事スキルの向上: 買い物、料理、洗濯、掃除など、今まで妻に任せきりだった家事を自分でやってみることで、家事のノウハウを学ぶことができます。
- 夫婦のコミュニケーション促進: 家事や育児の分担について話し合う機会が増え、お互いの負担を理解し、尊重し合うことができます。
- 子供との絆を深める: 子供の世話をすることで、子供の成長を間近で見ることができ、かけがえのない時間を共有できます。
「パパ活」というと、ネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、本来は**「パパが主体的に家事や育児に参加する」**という意味。
育休を取得することで、パパは家事や育児を「手伝う」のではなく、「主体的に担う」ことができます。これは、子供の健やかな成長にとっても、夫婦関係の円満な構築にとっても、非常に大きなメリットがあるのです。
今回の化粧品ミッションは失敗でしたが、これに懲りずに、これからも様々なミッションに挑戦していこうと思います。そして、いつか、化粧品コーナーにも臆することなく、颯爽と買い物ができるような、一流のパパになるのが、私の密かな目標です(笑)。
育休パパ、今日の発見
- 赤ちゃんの寝相は、成長のための重要な運動学習。
- 寝相が悪いのは、脳が活発に活動しているサインでもある。
- 赤ちゃんの足上げ寝は、おむつからの背中漏れの原因になる可能性がある。
- 化粧品は奥が深く、男には知らない世界が広がっている。
- 育休は、パパが成長できる貴重な時間!
これからも、育休パパとして奮闘する日々を、このブログで綴っていきたいと思います。
それでは、また!
#25日後に育休から職場復帰する夫
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