育休パパ、奮闘中!生後3ヶ月の娘とのワンオペ、その先に待っていた幸せのおやつ

シードのホームワーク

こんにちは、シードです。

ただいま、絶賛育休中です!生後86日、もうすぐ3ヶ月になる元気いっぱいの娘と、妻と3人、賑やかな毎日を過ごしています。

育休を取得して、これまで知らなかった「赤ちゃんとの生活」に日々驚き、感動し、そして時にはヘトヘトになりながらも、かけがえのない時間を過ごしています。

今日は、そんな育休中の私と娘の、とある一日についてお話しさせてください。

妻がお出かけ!はじめてのワンオペ、いざ開幕

今朝10時頃、妻が「モーニングと整体に行ってくるね!」と、颯爽と出かけていきました。

妻の出産後、ゆっくりと一人で過ごせる時間は貴重です。こうして心身ともにリフレッシュできる時間を確保することは、家族みんなの笑顔につながるってことを、育休パりになって初めて実感しました。

さて、妻を見送った後、私は娘との二人っきりの時間、いわゆる「ワンオペ」に突入しました。

前回ワンオペをした時は、娘はほとんどの時間スヤスヤと寝てくれていて、正直「楽勝じゃん!」なんて思っていたんです。

しかし!

生後86日、もうすぐ3ヶ月になる娘は、前回とはまるで別人のようでした。

覚醒!動きたいお年頃の娘

生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、手足をバタバタと動かしたり、首を左右に動かしたり、これまで以上に活発に動くようになります。これは、赤ちゃんの身体が日々成長し、運動機能が発達している証拠。

特に、仰向けに寝かせると、まるで何かを訴えるかのように手足を激しくバタバタと動かし始めます。娘も例外ではなく、床に置いたとたん、まるでダンスでも踊るかのようにバタバタ!

「疲れて眠くなるかな?」と期待するも、どうやらそう簡単にはいかないようです。

バタバタ、バタバタ……。

動けば動くほど、なんだか機嫌が悪くなっていきます。


赤ちゃんが「バタバタ」する理由と、その奥にある発達

赤ちゃんが手足をバタバタと動かすのは、単に運動しているだけではありません。これには、いくつかの理由と、その奥にある大切な発達段階が隠されているのです。

  • 原始反射と随意運動の移行
    • 新生児期に見られる「モロー反射」や「非対称性緊張性頸反射(ATNR)」などの原始反射が、生後3ヶ月頃になると徐々に消失し、自分の意思で体を動かす随意運動へと移行していきます。手足をバタバタさせるのは、この随意運動の練習の一環なのです。
  • 筋肉の発達
    • 手足をバタバタさせることで、体幹や四肢の筋肉が鍛えられ、寝返りはいはいなど、次の大きな動きへとつながる基礎が作られていきます。
  • 自己認識の発達
    • バタバタと動く自分の手や足を見て、「これは自分の体だ!」という自己認識が芽生え始めます。これは、赤ちゃんが自分と外界を区別するための、最初のステップなのです。

娘のバタバタも、こういった成長の証。

「疲れて機嫌が悪くなるから、ちょっと休んで〜」なんて思ってしまいましたが、これは彼女にとって、とても大切な成長の時間だったんですね。

抱っこのループ、無限に続く

案の定、激しいバタバタの末、娘は不機嫌のピークに達し、「抱っこ〜!」と泣き始めました。

「よしよし、いい子だね」と抱っこすると、ウトウトと眠りにつきます。

「やった!このままソファに座って休憩だ!」

そう思って、そーっと腰を下ろすと……。

「ふぇっ!」

目を開けて、泣き始める娘。

「ぐっすり眠ってくれるまで、このまま抱っこしていよう」と、そのまま抱っこを続けます。

しばらくして、またウトウトと寝息を立て始めました。

「今度こそ、ベッドに寝かせられるかな?」

そーっと、本当にそーっと、ベッドに寝かせてみると……。

「ふぎゃー!」

まるでセンサーでもついているかのように、すぐに泣き始めてしまいます。


寝かしつけの難問!「背中スイッチ」と「寝かしつけのコツ」

赤ちゃんが寝たと思ってベッドに置くと起きてしまう現象は、多くの親が経験する「背中スイッチ」という育児あるあるです。

これは、抱っこされている時の温かさや密着感から、ベッドに置かれた時の急な温度や感触の変化、そして何よりも「ママやパパの匂いや心臓の音」がなくなることによる不安から生じるものだと考えられています。

この背中スイッチに悩む育児パパ・ママのために、いくつかのヒントをご紹介します。

  • 体を温めてから寝かせる
    • 抱っこしている時と同じくらいの温かさを感じられるように、抱っこしている間にベビーベッドや布団を温めておく。湯たんぽやドライヤーを使うのも良いでしょう。
  • 背中をトントンする
    • ベッドに置いた後も、しばらくは背中を優しくトントンしてあげることで、安心感を与えられます。
  • おくるみを使う
    • おくるみでくるんであげることで、お腹の中にいた時のような安心感を与えられます。
  • 寝かしつけのルーティンを作る
    • 毎回決まった方法で寝かしつけを行うことで、赤ちゃんは「この後、眠りにつくんだな」と予測できるようになり、スムーズに眠りにつけるようになります。

しかし、この日の私は、そういった知識を駆使する余裕もなく、ひたすら抱っこ、抱っこ、そして抱っこでした。

抱っこでウトウトしたと思ったら起きてしまい、また抱っこ。この無限ループに、あっという間にお昼ご飯の時間を逃してしまいました。


ご飯を食べる暇もないワンオペの現実

時計を見ると、もうお昼。

お腹がぺこぺこですが、娘は抱っこから降ろすと泣いてしまうため、ゆっくりと食事をする時間がありません。

冷蔵庫を開けると、朝剥いておいた梨と、買い置きしてあった豆腐が目に留まりました。

「よし、今日はこれで済まそう!」

片手で梨を一切れ、また一切れと口に運び、もう片方の手で豆腐をスプーンですくって食べる。そんなバタバタのランチタイムでした。


豆腐と梨だけランチの効能?

豆腐と梨だけの食事なんて、栄養バランスが偏りそう……なんて思いがちですが、実はこの組み合わせ、育児で疲れた体に嬉しい効果をもたらしてくれます。

  • 豆腐
    • 良質なタンパク質の宝庫:豆腐に含まれる植物性タンパク質は、疲労回復や筋肉の維持に不可欠。
    • イソフラボン:女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンは、精神的な安定にもつながると言われています。育児でイライラしがちな時に、心の平穏をもたらしてくれるかも?
    • 低カロリーで満腹感:少ない量でも満腹感を得られやすく、ダイエットにもおすすめです。
    • 水分補給:約90%が水分で、抱っこで汗をかいた体の水分補給に最適。
    • カリウム:体内の余分な塩分を排出するカリウムが豊富で、むくみ防止にも効果的。
    • アスパラギン酸:疲労回復効果があると言われています。

「これを機に痩せれたらいいなぁ」なんて思いながら、パクパクと食べ進めました。

「お昼ご飯を食べる時間もないくらいワンオペって大変なんだな」と、妻への感謝の気持ちがこみ上げてきました。

普段、妻がどれだけ頑張ってくれているか、身をもって知ることができた、貴重な経験でした。


YouTubeと抱っこでワンオペのりきり!

結局、お昼ご飯の後も、抱っこは続きました。

ソファに座り、テレビでYouTubeを垂れ流しにする。

娘は私の腕の中でスヤスヤと眠りにつき、私はただひたすら、YouTubeの動画をぼーっと眺める。

これが、育休パパのワンオペの現実。

自分の時間なんて、ほとんどありません。

「早く妻が帰ってきてくれないかなぁ」

そう思いながら、ぼーっと画面を見つめていると……。


救世主、おかえり!そして幸せのおやつ

時刻は3時頃。玄関のドアが開く音がしました。

「ただいまー!」

妻が帰ってきてくれました!

もう、心から「おかえり!」という気持ち。

妻が帰ってきてくれた安心感からか、娘はすやすやと眠り続けています。

そして、妻の手には、見慣れた赤い紙袋。

「はい、お土産!」

そう言って渡してくれたのは、大好きな御座候でした!

御座候、ご存知ですか?

関西地方を中心に、全国にファンを持つ回転焼き(今川焼き)のお店です。

「白あん」と「赤あん」の2種類があり、どちらも素朴で優しい甘さが特徴。

お腹がペコペコだった私は、迷わず2個も食べてしまいました。

あぁ、なんて美味しいんだろう!

妻が買ってきてくれた御座候を、ゆっくりと味わいながら、今日一日の出来事を話しました。

「もうすぐ3ヶ月になる娘は、体力がついてきたのか、今日はほとんど抱っこしてたんだ」

「そうなんだ!最近よくバタバタしてるもんね」

「お昼ご飯も、剥いてあった梨と豆腐だけだったよ」

「おつかれさま!ゆっくり休んでね」

妻の優しい言葉に、心が温かくなりました。


今日を振り返って、感謝を込めて

今日のワンオペは、予想以上に大変でした。

自分の時間なんて、ほぼゼロ。食事もまともに取れず、体力的にも精神的にもヘトヘトになりました。

でも、このワンオペを通して、改めて妻への感謝の気持ちが強くなりました。

私はたった数時間のワンオペでしたが、妻は毎日、私の知らないところで、もっともっと大変な思いをして娘を育ててくれているんだ、と。

「育児って、大変なんだな」

頭では理解していたつもりでしたが、実際に経験して初めて、その大変さを身をもって知ることができました。

そして、大変な一日の終わりに、妻が買ってきてくれた御座候。

この甘くて温かいおやつが、今日の疲れをすべて吹き飛ばしてくれました。

「育児の疲れも、甘いおやつで癒やされる」

これは、育休パパの新たな発見です。

育児は大変なことばかりじゃない。

赤ちゃんとの触れ合い、成長を間近で見守れる喜び、そして家族の温かさ。

すべてが、かけがえのない宝物です。

これからも、妻と娘、そして私と、3人でこの育児という旅を楽しんでいきたいと思います。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

また次回のブログでお会いしましょう!

#4日後に育休から職場復帰する夫

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