初めまして、シードと申します。現在、生後80日の愛しい娘と妻と、賑やかな三人暮らしを満喫(?)している、絶賛育休中の新米パパです。
育児と聞くと、ミルクをあげたり、おむつを替えたり、毎日が感動と発見の連続……というイメージが強いかもしれませんが、実際はそれだけではありません。日々の生活をより快適に、そして家族みんなが笑顔で過ごせるように、色々なことを考え、準備するのも大切な育児の一環です。
今日は、その中でも特に大きなイベントである「家族の新たな相棒」探しについて、そして現代の育児を支えるツールとしてのYouTube活用術について、お話ししたいと思います。
家族の夢を乗せて走る、理想のミニバンを探す旅
育児生活が始まると、今まで乗っていた車では手狭に感じるようになる方も多いのではないでしょうか。チャイルドシートを取り付け、ベビーカーを積み込み、さらにはオムツや着替え、おもちゃなど、何かと荷物が増えていきます。そんなとき、広々とした車内空間と使い勝手の良さを備えたミニバンは、子育て世代にとって最高のパートナーとなります。
私も例に漏れず、家族構成の変化に合わせて新しい車の購入を検討していました。以前から憧れていたのは、トヨタのヴォクシー ハイブリッド。洗練されたデザイン、広い室内、そして燃費の良さ。子育て世代に絶大な人気を誇るのも頷けます。

しかし、このヴォクシー、実は来月にマイナーチェンジを控えているという情報を耳にしていました。マイナーチェンジとは、モデルチェンジほどではないにせよ、内外装のデザインや装備、安全性能などが一部変更されることです。モデルチェンジ直前は、現行モデルの在庫が少なくなったり、そもそもディーラーに展示車がない、ということがよくあります。
まさに今日、父と一緒にディーラーを訪れた際もそうでした。予約していたにもかかわらず、現行モデルのヴォクシーは展示されていません。通常であれば、「実物を見ないで購入するのは不安……」と思う方もいるかもしれません。しかし、長年クルマ業界に身を置いてきた私にとっては、これは想定内のこと。むしろ、「現物がないなんて大した問題じゃない」とさえ思っていました。
なぜなら、私は日頃から仕事を通じてクルマに関する情報を常にキャッチしているからです。さらに、自宅では育児の合間を縫って、YouTubeで最新情報をチェックすることも欠かしません。
現代のクルマ選びは「デジタル」から始まる
インターネットの普及により、クルマ選びのスタイルは大きく変わりました。かつては、何軒ものディーラーを巡り、カタログを読み込み、試乗をして、ようやく購入に至るのが一般的でした。しかし、今では、自宅にいながらにして、さまざまな車種のレビュー動画や詳細な解説、さらには試乗レポートまで、YouTubeで手軽に視聴できます。
私も今回、ヴォクシーの購入にあたり、多くのYouTuberさんの動画を参考にしました。特に参考になったのは、値引き交渉術に関する情報です。人気の車種は値引きが難しい、という話はよく聞きます。YouTubeでも、「ヴォクシー ハイブリッドは人気の車種だから、値引きは10万円が平均」「下取り車の有無や、購入時期によってはさらに値引きは厳しくなる」といった情報が数多くありました。
そんな情報を仕入れていたので、正直なところ、今回は大幅な値引きは期待していませんでした。しかし、そこはやはり、長年お世話になっているディーラーさん。担当の方が、私の家族構成や使用用途を真剣に聞いてくださり、なんとか頑張ってくれました。私の当初の目標額には届きませんでしたが、それでも、近年のインフレによる車両価格の上昇を考えると、十分な譲歩だったと思います。
【ちょっとした雑学:自動車業界とインフレ】
近年の自動車業界では、原材料費の高騰や物流コストの上昇、半導体不足などの影響で、新車の価格が軒並み上昇しています。これは日本だけでなく、世界的なトレンドです。車を構成する鉄やアルミなどの素材、電気自動車に不可欠なリチウムイオンバッテリーの材料、そして各種電子部品など、さまざまなコストが上がっているのです。
また、安全性能の向上や燃費規制への対応、ハイブリッド技術の進化など、技術的な面でのコスト増も価格に反映されています。これらの要因が複合的に絡み合い、以前よりも新車が「高嶺の花」になりつつあるのが現状です。
育児と学びを両立する「ながら学習」のすすめ
ディーラーでの商談を終え、帰路につきました。車内では、いつものようにYouTubeをラジオ感覚で流していました。
育休中、多くのパパママが直面する悩みが、**「自分の時間が減る」**ことです。赤ちゃんの世話に追われ、読書をしたり、趣味に没頭したりする時間がなかなか取れません。私も例外ではなく、新しい知識をインプットする時間が以前よりも大幅に減ってしまいました。
そんなとき、運転中や、娘を乗せてベビーカーで散歩する時間を活用して、YouTubeで学びの時間を確保しています。特に、育児関連のチャンネルは、専門家の方々が分かりやすく解説してくださるので、とても重宝しています。
今日、私がラジオ感覚で聴いていたチャンネルで、特に心に響いたのは以下の2つの内容でした。
1. 「ネントレは赤ちゃんにメリットもデメリットもない」
**ネントレ(ねんねトレーニング)**とは、赤ちゃんが一人で寝られるようになるためのトレーニングのことです。多くの育児書やウェブサイトで紹介されており、関心を持っているパパママも多いでしょう。
しかし、今日聴いたチャンネルでは、「ネントレは、あくまで親が快適に過ごすための手段である」という考え方が紹介されていました。
「ネントレをしないと、将来的に発達に影響が出るのでは?」 「ネントレで、親子の愛着形成が阻害されるのでは?」
といった不安を持つ方もいますが、専門家によると、ネントレの有無が、赤ちゃんの成長や発達に直接的な影響を与えるという科学的根拠はほとんどないそうです。むしろ、親が心身ともに健康で、笑顔でいられることのほうが、赤ちゃんにとってはよほど大切だというのです。
育児の悩みを科学的に解決するヒント
育児は、不安や疑問の連続です。「うちの子、寝返りが遅いけど大丈夫かな?」「ハイハイをしないのはどうして?」など、他の子と比べてしまうことも少なくありません。そんな不安を解消するために、科学的な根拠に基づいた情報を得ることは、とても有効です。
2. 「3ヶ月頃に首が座ってから1歳になるまでに立ち上がれるようになっていれば、寝返りが遅かろうが、ハイハイが遅かろうが気にする必要なし」
これも、今日聴いたYouTubeチャンネルで紹介されていた内容です。
赤ちゃんの成長は、個人差が非常に大きいものです。ある赤ちゃんは早く寝返りを打てるようになり、ある赤ちゃんはハイハイをせずにいきなりつかまり立ちを始める、なんてことも珍しくありません。
大切なのは、**「全体の発達の流れ」**を捉えることです。首がすわり、お座りができるようになり、つかまり立ちを経て、最終的に歩けるようになる。この一連の流れが、1歳頃までに概ねクリアできていれば、途中のペースを気にする必要はない、という考え方です。
この話を聞いて、私自身の心も軽くなりました。つい「うちの子は、いつ寝返りするのかな?」「ハイハイはいつからかな?」と、周りの子と比較してしまいがちですが、大切なのは「心穏やかに、子供の成長を見守る」こと。このシンプルなメッセージが、育児で少し張り詰めていた気持ちを解きほぐしてくれました。
【ちょっとした雑学:運動発達の個性】
赤ちゃんの運動発達には、いくつかのパターンがあることが知られています。
- 寝返りからハイハイ、つかまり立ち、そして歩行へという、教科書通りの順序で発達する子
- おすわりした状態で「シャフリング」という独特の動きで移動する子
- ハイハイをせずに、いきなりつかまり立ちや伝い歩きを始める子
など、本当にさまざまです。これらはすべて正常な発達パターンであり、個性の一つです。無理に特定の動きをさせようとするのではなく、赤ちゃんが自ら動きたくなるような環境を整えてあげることが、運動発達を促す上で最も重要だと言えるでしょう。
育休パパ、これからも奮闘します!
新しい車は、まさに「家族の夢を乗せて走る」存在です。この車で、娘を乗せて初めてのドライブに行ったり、遠くの公園に遊びに行ったり、たくさんの思い出を作っていくことでしょう。
そして、現代の育児は、私たちが子どもの頃とは全く違った形で進化しています。インターネットやYouTubeという便利なツールを賢く活用することで、育児の不安や悩みを軽減し、より豊かな子育て生活を送ることができます。
私はこれからも、愛する娘と妻のために、そして自分自身の成長のために、育児も仕事も、そして新しい車の運転も(笑)、全力で楽しんでいきたいと思います。
育休中だからこそできる、新しい発見や学びがたくさんありました。このブログが、今まさに育児に奮闘している、あるいはこれから育児を始めるパパママの皆さんにとって、少しでも心の支えになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
#10日後に育休から職場復帰する夫
コメント