育休パパ、腰痛と戦う! 〜妻の唐揚げと赤ちゃんの不思議な成長〜

こんにちは、シードです。生後82日の娘と愛する妻と3人で、絶賛育児休暇を満喫中です。

育児休暇に入ってから、生活はガラッと変わりました。朝起きてから寝るまで、娘の笑顔や寝顔、そして時々見せる大号泣に一喜一憂する日々。正直、毎日が新しい発見と感動の連続です。今回は、そんな育休中のとある一日を振り返りながら、日々の暮らしで気づいたことや、育児にまつわるあれこれについてお話したいと思います。

突如襲った腰痛、そして妻の愛情

その日は朝から、なんだか腰に違和感がありました。日中に娘を抱っこしたり、オムツ替えで中腰になったりすることが増えたせいかもしれません。育児と腰痛は切っても切り離せない関係だと、身をもって実感しました。普段なら家事も積極的にこなすのですが、この日はどうにも体がきかず、妻に家事をお願いすることにしました。

家事分担は、夫婦で話し合って決めています。でも、育休中は私が家にいることが多いので、私が家事のメイン担当です。妻が娘とゆっくり過ごす時間を作れたらと考えています。家事も育児も、夫婦で協力して初めて成り立つもの。どちらかに負担が偏らないように、柔軟に対応することが大切だと痛感しています。

さて、この日の昼食は、前日に私が買っておいた唐揚げ用の鶏肉を使って、妻が作ってくれることになりました。普段は私が唐揚げ担当なのですが、妻が作る唐揚げはどんな味になるんだろうと、ベッドで横になりながらもわくわくしていました。

出来上がった唐揚げを一口食べて、その美味しさに思わず目を見開きました。私がいつも作る唐揚げとはひと味違う、ふっくらとジューシーな仕上がりです。妻にレシピを聞いてみると、鶏肉の下味に生卵とマヨネーズを使っているとのこと。


育児雑学:マヨネーズが鶏胸肉をジューシーにする魔法

唐揚げにマヨネーズ?と驚く方もいるかもしれませんが、実はこの方法、理にかなっているんです。マヨネーズには油、卵、酢が含まれており、これらの成分が鶏肉を驚くほどジューシーに仕上げる秘密を隠しています。

まず、マヨネーズに含まれる酢の成分が、肉の筋繊維を柔らかくする働きをします。さらに、卵のタンパク質が加熱によって固まることで、肉汁を閉じ込める役割を果たします。そして、油分が鶏肉のパサつきを抑え、しっとりとした食感を生み出すのです。特に、脂身の少ない鶏胸肉を使う際には、このマヨネーズ効果が絶大です。

また、生卵を下味に加えることで、衣がしっかりと鶏肉に絡みつき、揚げたときにサクッとした食感になります。まるで天ぷらの衣のようにもっちりとした食感になることもあり、これがまた美味しい。唐揚げひとつとっても、家庭によって様々な工夫があるものですね。今度からは、私も妻のレシピを参考に、マヨネーズと卵を使った唐揚げに挑戦してみようと思います。


昼食後は、ゆっくりとベッドで横になりながら、娘のオムツ替えをしたり、一緒に遊んだりしました。腰痛はありますが、娘の元気な姿を見ているだけで、不思議と心が癒されます。本当に、子どもの力ってすごいですね。

赤ちゃんの大号泣、その裏に隠された秘密

夕方になり、娘のお風呂の時間になりました。我が家では、お風呂に娘を入れるのは妻、体を拭いたり、保湿をしたり、服を着せるのは私の担当です。これも、夫婦で役割分担していることのひとつです。お風呂は滑りやすいし、赤ちゃんを支えながら体を洗うのは意外と重労働。体力のいる作業なので、妻に任せています。

娘を妻に預け、私が脱衣所で待っていると、中から大号泣する声が聞こえてきました。お風呂に入る前はご機嫌だったのに、どうしてだろう?と心配になりました。妻に聞いてみると、「体を洗っている間、ずっと泣いてたの」とのこと。

赤ちゃんが泣く理由はたくさんあります。お腹が空いた、オムツが汚れた、眠たい、暑い、寒い、などなど。でも、今回の泣き方は、なんだかいつもと違う気がしました。もしかしたら、妻と離れて寂しかったのかな、それともたそがれ泣きなのかな、と考えました。


育児雑学:たそがれ泣きと「知の涙」

赤ちゃんが夕方になると理由もなく泣き始めることを、一般的に「たそがれ泣き(魔の3週目、魔の3ヶ月)」と呼びます。これは生後2〜3週間から3ヶ月くらいまでの赤ちゃんによく見られる現象です。一日のうちで最も泣く時間帯が、決まって夕方から夜にかけてになることが多いため、こう呼ばれています。

この現象の原因は、実はまだ完全に解明されていません。しかし、有力な説のひとつとして、一日の情報処理の限界が挙げられています。赤ちゃんは、目覚めている間に五感を通じて膨大な量の情報を吸収しています。新しい顔、新しい音、新しい感触…こうした情報が夕方になると脳の中で整理され始め、その処理の過程で脳が疲労し、泣くことでそのストレスを発散しているのではないか、と考えられています。

また、興味深いことに、赤ちゃんは泣くことで学習しているという説もあります。これは、私がどこかで耳にした話なのですが、赤ちゃんが泣くのは単に不快な感情を表現しているだけでなく、脳の神経回路を形成し、知識を整理するために不可欠な行為だというのです。大泣きすることで、脳内の情報がリセットされ、新しい情報をスムーズに受け入れられる状態になる、と考える研究者もいます。

お風呂での娘の大号泣も、もしかしたら、日中に吸収した膨大な情報を脳の中で整理している最中だったのかもしれません。そう考えると、娘の泣き声が、なんだか愛おしく、成長の証のように感じられました。


お風呂から出た娘は、先ほどまでの大号泣が嘘だったかのように、ご機嫌な笑顔を見せてくれました。私が体を拭いて、保湿剤を塗り、服を着せている間も、ニコニコと笑っています。


育児雑学:赤ちゃんの保湿と「肌育」

赤ちゃんの肌は、大人の肌よりもずっとデリケートです。肌のバリア機能が未熟で、乾燥しやすく、外部からの刺激に弱いという特徴があります。そのため、お風呂上がりの保湿は非常に大切です。

保湿をすることで、肌のバリア機能をサポートし、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルを防ぐことができます。保湿剤を塗るときは、優しく、でもしっかりと、全身に馴染ませるように塗ってあげましょう。

最近では「肌育(はだいく)」という言葉をよく聞くようになりました。これは、赤ちゃんの頃から適切なスキンケアを行い、将来の健やかな肌を育んでいこうという考え方です。赤ちゃんの肌は、生後3〜4ヶ月頃から皮脂の分泌が減り、乾燥しやすくなります。この時期から、より一層丁寧な保湿を心がけることが大切です。

娘のぷにぷにとした柔らかい肌に触れるたびに、この肌をずっと守ってあげたい、という親心がこみ上げてきます。



育休、そして家族の形

この日、腰痛で家事のほとんどを妻に任せてしまいましたが、妻は嫌な顔ひとつせず、快く引き受けてくれました。そして、美味しい唐揚げまで作ってくれました。育児や家事を通じて、お互いを思いやる気持ちがより一層強くなったように感じます。

育児休暇は、私にとって単に仕事から離れて休む期間ではありません。妻の妊娠中から育児について二人で学ぶ機会はありましたが、実際に娘が生まれてから、育児の大変さ、そして何よりも喜びを、肌で感じています。

育児は、決して一人で抱え込むものではありません。時には誰かの助けを借りたり、自分のペースで休んだりすることも大切です。今回の腰痛は、私にそのことを改めて教えてくれました。

育休は、私と妻、そして娘の3人家族が、ひとつのチームとして機能するための大切な期間なのだと実感しています。

育児は大変なことも多いですが、それ以上に得るものが多いです。娘の成長を間近で見守れること、妻との絆が深まること、そして何よりも、自分自身が親として成長できること。これらは、何物にも代えがたい経験です。

これからも、育児に奮闘しながら、時には腰痛に悩まされながらも(笑)、このかけがえのない時間を大切にしていきたいと思います。


最後に

長々と日々の出来事を綴ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

育児中の皆さん、特に育休を取得されているパパさん、日々お疲れ様です。育児は正解がない旅のようなもの。色々な情報に惑わされず、自分たちに合ったペースで、楽しんでいきましょう。

そして、これから育休を考えている方、ぜひ、パートナーとしっかり話し合って、育児も家事も、そして時には息抜きも、夫婦で協力しながら乗り越えていってください。

このブログが、少しでも皆さんの育児のヒントや、ホッと一息つくきっかけになれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

#8日後に育休から職場復帰する夫

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