はじめまして、シードと申します。生後93日の赤ちゃんと妻と、3人暮らしをしています。育児も仕事も奮闘中の毎日です。今回は、そんな私の近況をブログにまとめました。
早朝出社とフレックスタイム制の利点
昨日は久しぶりに、転職した友人との飲み会でした。仕事の話、家庭の話、積もる話で盛り上がり、ついつい夜更かしをしてしまいました。当然ながら、そのツケは朝に回ってきます。溜まった仕事を片付けるため、今朝は5時半に起きて、7時には会社に到着しました。
「フロアで一番乗りかな?」と思いながらオフィスに入ると、すでに先輩がいました。50代のベテランエンジニアです。話を聞くと、年齢を重ねると早朝に目が覚めてしまうこと、そして暑い季節は早く来て早く帰りたいという理由で、毎日早く出社しているとのこと。
この話を聞いて、改めてフレックスタイム制の素晴らしさを実感しました。働き方が多様化する現代において、個人のライフスタイルや体調、そして気候に合わせて勤務時間を調整できるのは大きなメリットです。
働き方改革とフレックスタイム制
フレックスタイム制は、労働者が日々の始業時刻と終業時刻を自由に決定できる制度です。通常、企業が定めた「コアタイム」と呼ばれる時間帯は全員が勤務する必要がありますが、それ以外の「フレキシブルタイム」は自由に働くことができます。この制度は、単に「遅くまで寝られる」といった個人的なメリットだけでなく、企業側にとっても大きな利点があります。
例えば、満員電車を避けて通勤時間を短縮したり、朝早く出社して夕方にプライベートな時間を確保したり、育児や介護と仕事を両立させたりと、従業員のワークライフバランスを向上させることができます。従業員の満足度が上がれば、生産性の向上にもつながります。
さらに、エンジニアのようなクリエイティブな職種では、集中力が高まる時間帯は人それぞれです。朝型の人もいれば、夜型の人もいます。フレックスタイム制は、それぞれの社員が最も効率的に働ける時間帯に業務を集中できるため、パフォーマンスの最大化にも貢献します。
日本の働き方改革の歴史と展望
日本の働き方改革は、1990年代後半から本格的に議論され始めました。バブル崩壊後の経済停滞、少子高齢化、そしてグローバル化の波が、従来の働き方の見直しを迫ったのです。特に、2019年に施行された「働き方改革関連法」は、長時間労働の是正、多様な働き方の実現、公正な待遇の確保を3つの柱としています。
しかし、すべての企業がフレックスタイム制やリモートワークを導入しているわけではありません。業界や職種、企業の文化によって、導入の進捗には差があります。今後は、AIやRPA(Robotic Process Automation)などの技術を活用し、より効率的な働き方を実現することで、さらに多くの企業が多様な働き方を導入していくことが期待されます。
育休明けのブランクと奮闘
さて、仕事の話に戻ります。私は育児休業から復帰して、まだ日が浅いエンジニアです。久しぶりにハンダ付けをしようとしたら、手がプルプルと震えて、思うように作業ができませんでした。さらに、**スコープコーダ(ScopeCoder)**という計測器の使い方を思い出せず、戸惑う場面もありました。
新人の頃は、毎日ハンダ付けをして、計測器を触っていました。しかし、育休で数か月間、そうした作業から離れていただけで、感覚が鈍っているのを痛感しました。いわゆる「ブランク」というやつです。
計測器「スコープコーダ」とは?
私のような電子回路開発エンジニアにとって、スコープコーダはなくてはならないツールです。正式名称は「デジタルオシロスコープ」や「ロジックアナライザ」など、メーカーによって呼び方は様々ですが、一般的には電気信号の波形を観測し、解析するための機器です。
回路が設計通りに動いているか、どこに問題があるのかを調べる際に使います。電圧や電流の変化を時系列でグラフ化して、目に見えない電気の動きを「見える化」してくれる、いわば回路の「心電図」のようなものです。
スコープコーダは、単なる波形観測だけでなく、特定のイベントをトリガーとして記録を開始したり、複数の信号を同時に観測したりと、非常に多機能です。この多機能さゆえに、使い方を忘れてしまうと、なかなか思い出すのが大変なのです。
脳科学から見た「ブランク」の正体
育休明けに私が経験したような「ブランク」は、脳科学的に見ると、手続き記憶(Procedure Memory)の一時的な衰退と考えられます。手続き記憶とは、自転車の乗り方や楽器の演奏、そしてハンダ付けのように、体で覚えた動作やスキルに関する記憶です。
この記憶は、一度習得すると忘れにくいとされていますが、使わずにいると、その記憶を司る脳の神経回路が弱まり、情報を取り出すまでに時間がかかったり、精度が落ちたりすることがあります。
しかし、心配することはありません。手続き記憶は、繰り返し練習することで、再び活性化し、元に戻ります。つまり、ハンダ付けや計測器の操作を再び頻繁に行うことで、脳はすぐにその感覚を取り戻してくれるのです。これは、育休から復帰した人が、仕事の勘を取り戻すことができる科学的な根拠でもあります。
我が子の成長に驚きと喜び
仕事で奮闘している間にも、我が子はぐんぐんと成長しています。今日、妻から送られてきた写真には、赤ちゃんの驚くべき成長が写っていました。
写真に写っていたのは、ベビーベッドに吊るされたメリーをつかんでいる赤ちゃんの姿です。それも、ただ触っているだけでなく、メリーを自分の手元に引き寄せていました。
生後3か月の赤ちゃんが、自分の意思でメリーをつかみ、引き寄せるというのはすごいことです。写真からでも、腕の力が強くなったことが分かり、腕が太くなったようにも見えました。
「ちぎりパン」のような腕!
赤ちゃんの手足は、そのぷくぷくとした愛らしい姿から、「ちぎりパン」に例えられることがあります。節々がくびれた、まるでパンをちぎったような形が、本当に愛おしいです。
我が子の腕も、だんだんとその「ちぎりパン」のような姿になってきました。最初は細かった腕が、わずか3か月でこんなにもたくましくなるなんて、生命の神秘を感じずにはいられません。
赤ちゃんの腕がちぎりパンのように見えるのは、皮下脂肪が発達し、関節部分の皮膚が重なるためです。この皮下脂肪は、体温を保ち、外からの衝撃を和らげる役割を持っています。
赤ちゃんの驚くべき成長スピード
生後93日(約3か月)の赤ちゃんは、私たち大人が想像する以上に、驚くべきスピードで成長しています。この時期の赤ちゃんの発達について、少し調べてみました。
- 身体的発達: 首がすわり始め、寝返りの兆候が見られるようになります。手足を活発に動かし、物を握ったり、おもちゃを口に持っていくようになります。
- 五感の発達: 目で物を追うことができるようになり、両目で焦点を合わせることができるようになります。色や形を認識し始め、好きなものや人、おもちゃを見つけると笑顔を見せることも。聴覚も発達し、音の方向を認識したり、人の声に反応したりします。
- 社会的発達: 笑顔を見せたり、声を出してコミュニケーションをとろうとします。「アー」「ウー」といったクーイング(喃語)が始まるのもこの頃です。
我が子がメリーをつかんで引き寄せたのは、この時期に急激に発達する手の協調性と握力の証拠です。最初は無意識に握る「原始反射」でしたが、次第に自分の意思で物を握ったり、操作したりできるようになります。
そして、この手の動きは、脳の運動野や感覚野の発達を促します。手と脳は密接に連携しており、「手は第二の脳」とも言われるほどです。
パパとしての私の役割
育休明けの仕事のブランク、そして成長する我が子を目の当たりにして、私は改めて「パパとしての役割」について考えさせられました。
育児は、妻だけの仕事ではありません。二人で力を合わせて、赤ちゃんの成長を見守り、サポートしていくことが大切です。仕事で疲れていても、家に帰ったら、できるだけ育児に参加するように心がけています。
もちろん、毎日完璧にこなすことはできません。時には仕事で遅くなってしまうこともありますし、育児に不慣れなため、妻に頼ってしまうこともあります。
しかし、大切なのは「完璧」を目指すことではなく、「一緒に」という気持ちを持つことだと思います。
例えば、
- 積極的に家事を分担する。
- 赤ちゃんをお風呂に入れる。
- 寝かしつけをする。
- おむつ交換や着替えを手伝う。
といった、些細なことでも、妻にとっては大きな助けになります。そして、赤ちゃんにとっても、パパと触れ合う時間はかけがえのないものです。
最後に
仕事と育児の両立は、決して楽なことではありません。しかし、大変なことばかりではありません。朝早く起きて出社したオフィスで、同じように頑張っている先輩の姿に勇気づけられたり、久しぶりのハンダ付けで苦労しながらも、少しずつ勘を取り戻していく自分に達成感を感じたり。
そして何より、家に帰れば、成長著しい我が子と、それを支えてくれる妻がいます。
今日も一日、頑張ってよかった。そう思える瞬間が、日々の疲れを吹き飛ばしてくれます。
これからも、仕事と育児、そして家族との時間を大切にしながら、一日一日を大切に生きていきたいと思います。
おまけ:ちぎりパンのような腕にまつわる雑学
赤ちゃんの腕が「ちぎりパン」に例えられるのは、日本特有の表現だそうです。海外では、赤ちゃんのぷくぷくとした腕を**「ミシュランのビバンダムくん」**に例えることがあるとか。ミシュランのキャラクター、ビバンダム(ミシュランマン)も、タイヤが積み重なったような姿をしていますよね。国によって表現は違っても、赤ちゃんの愛らしさを表現したい気持ちは共通しているようです。
これからも、我が子の成長を「ちぎりパン」と呼びながら、見守っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


コメント