育休最終章、パパはヴォクシーを契約しました!〜マイナーチェンジ後の車を狙う攻防戦〜

シードのホームワーク

こんにちは!育休中の新米パパ、シードです。わが家は妻と、生後85日の愛娘と3人暮らし。先日まで賑やかだったお家も、育休が残り5日となり、娘と昼間に思う存分遊べるのも今だけなんだな…としみじみ、少し寂しい気持ちになる今日この頃です。

この数ヶ月、娘の寝顔、泣き声、笑い声に癒され、毎日が驚きと感動の連続でした。おむつ替えやミルク作り、夜中の寝かしつけ…初めてのことだらけで戸惑うことも多かったけれど、それ以上に愛おしい時間がたくさんありました。育休という貴重な時間をくれた会社、そして何より、一人で育児を頑張ってくれた妻に、心からの感謝を伝えたいです。

さて、今日は育休中の大きなミッションの一つ、車の契約についてお話ししようと思います。新しい家族の生活に欠かせない、ミニバン。私たちが選んだのは、トヨタのヴォクシーです。

憧れのヴォクシー、まさかの「先行受注」という難関

最近の車業界は、半導体不足などの影響で新車の納期が長くなりがち。そんな中、トヨタのヴォクシーは、まさかの生産停止という事態に陥っていました。ご存知の方も多いかもしれませんが、認証取り消し問題により、一部車種の生産がストップしていたのです。生産再開のニュースを聞いて、ようやく車が買える!と安堵したのも束の間、今度は9月にマイナーチェンジが予定されていると知りました。

マイナーチェンジとは、車の性能やデザインを小規模に改良すること。通常、性能アップや新機能の追加などが行われます。しかし、今回のヴォクシーは、認証問題の影響で大きな改良は見送られるという噂がネット上で飛び交っていました。そして、私自身も「設計と生産は別物だから、やろうと思えばできたはずなのに…」と少し腑に落ちない思いを抱えていました。

さらに驚いたのは、そのマイナーチェンジに合わせて、価格が値上がりするという事実です。性能はほとんど変わらないのに、価格だけ上がる。正直なところ、「これは値上げをごまかすためのマイナーチェンジなんじゃないか?」と勘ぐってしまいました。

車の購入タイミングとしては、正直なところ「ハズレ」かもしれません。しかし、娘の成長とともに、車が必要になるタイミングが迫っていました。そこで私は、なんとかマイナーチェンジ前の価格で手に入れたいと、決意を固めたのです。

「先行受注」の裏側で見えた、ディーラーの人間関係

ヴォクシーのマイナーチェンジを控えて、ディーラーでは先行受注が始まっていました。しかし、この先行受注、数に限りがあるとのこと。私の住む県では、トヨタの販売チャネル全体で割り当てられた台数が約150台。そして、店舗が約20ある中で、すでに100台が売約済みという驚きの状況でした。

複数のディーラーに電話で問い合わせてみましたが、「もう売り切れです」「在庫はありません」と、冷たくあしらわれてしまいました。そんな中、以前からお世話になっていた店舗に電話をすると、「在庫ありますよ」との返事!この瞬間、「やっぱり、以前からお付き合いのある店舗でないと、なかなか売ってもらえないのかな…」と、ディーラーの人間関係の重要性を痛感しました。

車を売る側からすれば、初見のお客様よりも、過去に何度も取引をして、信頼関係を築いているお客様を優先したいと考えるのは自然なことなのかもしれません。新車が不足している現状では、特にそういった傾向が強くなるのでしょう。

営業さんとの値引き交渉、そしてパパの勝利!…なのか?

いざ、ディーラーへ。営業さんと、いざ値引き交渉のスタートです。

「マイナーチェンジで値上がりする前に、何とか前の価格で手に入れたいんです!」

私の熱意が伝わったのか、営業さんも頑張ってくれました。結果、マイナーチェンジ前の金額に近い形で、納得のいく条件を提示してくれました。やったー!と喜びたいところですが、冷静に考えると、車が必要なタイミングと、生産停止、そしてマイナーチェンジという特殊な状況が重なったのは、ある意味「運命」なのかもしれません。

不運なタイミングではあったけれど、結果的にはマイナーチェンジ後のモデルを、値上げ前の価格で購入できた。これは、ひとえに日頃からお世話になっていた営業さんのおかげです。心から感謝しています。


【ここでちょっと豆知識】車のマイナーチェンジとフルモデルチェンジ、その違いは?

車には、定期的に「モデルチェンジ」という改良が行われます。

  • マイナーチェンジ:内外装のデザインを少し変更したり、エンジンの性能を微調整したり、新しい安全機能を追加したりする、比較的小規模な改良のこと。今回のヴォクシーのように、大きな変更がない場合でも、価格が見直されることがよくあります。
  • フルモデルチェンジ:車のプラットフォーム(土台となる部分)からエンジン、デザインまで、すべてを一新する大規模な改良のこと。数年に一度のサイクルで行われることが多く、まったく新しい車として生まれ変わります。

今回のヴォクシーはマイナーチェンジでしたが、生産停止という特殊な状況が重なったことで、通常とは異なる動きになりました。


成長の記録とお宮参りの写真、そして妻への感謝

ヴォクシーの契約を終え、心はウキウキ。ディーラーを後にして向かったのは、お宮参りの写真を撮った写真館です。そう、注文していたアルバムが完成したのです。

1ヶ月半前のこと。あんなに小さかった娘が、写真の中ではさらに小さく見えます。ぷっくりとした頬、小さな手足、どれもが愛おしくてたまりません。今の娘の、ムチムチとした腕や足、しっかりしてきた表情を見て、「ああ、こんなにも大きくなったんだな…」と、娘の成長をひしひしと感じました。

写真を見ながら、自然と笑顔がこぼれます。この貴重な成長の瞬間を、写真という形で残しておいてよかった。そして、この素晴らしいアルバムの完成を心待ちにしていた妻の顔が目に浮かびました。


【ここでちょっと豆知識】お宮参りの時期と服装、意外と知らないマナー

お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を願う日本の伝統的な行事です。

  • 時期:一般的に、男の子は生後31日目、女の子は32日目とされていますが、地域によって多少異なります。最近では、ママや赤ちゃんの体調を考慮して、生後100日目あたりに行う家庭も増えています。
  • 服装:赤ちゃんには、白羽二重の着物やベビードレスを着用させ、その上から祝着(いわいぎ)をかけます。祝着には、鶴や松竹梅、兜などの縁起の良い柄が描かれていることが多いです。パパやママは、落ち着いた色のスーツや和装を選ぶのが一般的です。

昔は、母子の外出がタブーとされていたため、父方の祖父母が赤ちゃんを抱っこしてお参りする慣習がありましたが、現在では、夫婦や両家の祖父母と一緒に参拝することがほとんどです。


育休を支えてくれた妻へ、心からの「ありがとう」

家に帰ると、娘を一人で見てくれていた妻が待っていました。今日は、娘がよくお昼寝をしてくれたとのこと。妻は少し楽ができたようでしたが、それでも慣れないワンオペ育児は大変だったはずです。

夜の寝かしつけは少し苦労しました。どんなにあやしてもなかなか寝てくれない…そんな時、妻がサッと授乳をしてくれて、あっという間に娘は夢の中へ。やっぱり妻サマサマです!

育休中、私は家事や育児を妻と分担してきましたが、それでも娘の夜泣きや急な体調不良に、一人で向き合わなければならない日もありました。そんな時、妻は文句ひとつ言わずに、私の仕事や用事を快く引き受けてくれました。

改めて、妻に心からの感謝を伝えます。

「いつもありがとう。育休中、本当に助かったよ。」

この言葉は、ただの挨拶ではなく、この数ヶ月間の感謝と、これからの人生を二人で歩んでいく決意の表れです。育休はもうすぐ終わるけれど、私たち家族の物語は、まだ始まったばかり。これからも、娘の成長を夫婦で見守り、たくさんの愛を注いでいきたいと思います。


【最後に】育休中のパパへ、そしてこれから育休を考えているパパへ

私は、育休を取得して本当に良かったと思っています。娘の成長を間近で見ることができただけでなく、妻の大変さや、家事・育児の奥深さを肌で感じることができました。

育休は、人生の中でほんの一瞬の出来事です。しかし、この一瞬が、家族の絆を深め、夫婦の信頼関係を築く、貴重な時間になります。

育休取得を迷っているパパ、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと、想像以上の喜びと感動が待っています。

育休、最高!

#5日後に育休から職場復帰する夫

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