育児休業中のパパが綴る、初めての予防接種奮闘記~赤ちゃんの小さな勇気と親の大きな愛情~

シードのホームワーク

こんにちは!生後62日の愛娘と妻との3人暮らしを満喫中の、育児休業中のパパ、シードです。初めての育児に奮闘する日々ですが、今日は我が家にとって大きなイベントがありました。そう、娘にとって初めての予防接種です!今回はその日の出来事と、育児にまつわるちょっとした雑学も交えながら、私たちの奮闘記をお話ししたいと思います。


予防接種当日!小さな腕に大きな試練

午前10時半、いざ病院へ!

予約していた午前10時半に病院に到着。娘を抱っこして診察室に入りました。私は娘を抱っこする担当、妻は貴重な瞬間を写真に収める撮影担当です。待合室ではたくさんの赤ちゃんがいて、みんな小さくて可愛らしいなと眺めていました。少し緊張しましたが、娘も私たちも準備万端です。

突然の涙!フラッシュバック?

診察室に入ると、優しいお医者さんが娘の腕を取り、注射の準備を始めました。すると、お医者さんが腕を掴んだ途端、娘が「ふぇぇぇん!」と突然泣き出したんです。予防接種は初めてですが、新生児の頃に血液検査で注射を経験している娘。もしかしたら、その時の記憶がフラッシュバックしてしまったのかもしれません。小さな体で初めての体験に、パパもママも胸が締め付けられる思いでした。

3本の注射と飲み薬、よく頑張ったね!

今回接種したのは、ロタウイルス五種混合肺炎球菌B型肝炎の4種類。ロタウイルスは甘い飲み薬で、他の3本は注射でした。

  • ロタウイルスワクチン:ロタウイルスによる胃腸炎を防ぐワクチンです。重症化すると脱水症状を起こし、入院が必要になることもあります。このワクチンは飲むタイプなので、娘もごくごくと飲んでくれました。甘くて美味しかったかな?
  • 五種混合ワクチン:ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ感染症の5つの病気を予防する混合ワクチンです。これ一本で複数の病気を防げるので、親としては安心感が大きいですね。
  • 肺炎球菌ワクチン:肺炎球菌による髄膜炎や肺炎、中耳炎などの重い病気を予防します。特に乳幼児は重症化しやすいので、とても大切なワクチンです。
  • B型肝炎ワクチン:B型肝炎ウイルスによる肝臓の病気を予防します。キャリアの母親から生まれた赤ちゃんだけでなく、全ての赤ちゃんが定期接種の対象になっています。

短い時間でしたが、娘は3本の注射によく耐えました。注射が終わっても、ぐずぐずと泣き続ける娘を抱きしめ、心の中で「よく頑張ったね、お疲れさま!」と何度も伝えました。


予防接種後の様子~混乱と安らぎ~

止まらない涙の理由

注射を終えて待合室に戻っても、娘の涙は止まりませんでした。普段はあまりぐずぐずしない子なので、私たちも少し戸惑いました。自宅に帰ってからも、いつもより機嫌が悪く、ぐずぐずと泣くことが多かったです。

もしかしたら、私たち夫婦がマスクをしていたことも影響していたのかもしれません。普段は素顔を見ているパパとママが突然マスク姿になり、その状態で「痛いこと」をされた。赤ちゃんにとっては、「マスクをしている人=注射する人」という認識になってしまい、怖がってしまったのかもしれないな、と妻と話しました。


副反応は?そして見えてきた赤ちゃんの感情

予防接種後の副反応が一番心配でしたが、今のところ発熱や腫れといった目立った症状はありません。ただ、娘の様子を見ると、体が疲れているというよりも、頭が混乱しているように感じました。

授乳中にも突然泣き出したり、抱っこしていても急に顔をしかめたりと、普段見せないような反応が多かったです。赤ちゃんも、初めての体験や痛み、いつもと違う環境に置かれると、精神的に大きな負担を感じるんだなと改めて実感しました。


お風呂でリフレッシュ!混乱の終息

夕方、娘をお風呂に入れました。温かいお湯に浸かり、私が優しく体を洗ってあげると、みるみるうちに娘の表情が穏やかになっていきました。お風呂から上がると、嘘のように落ち着きを取り戻し、いつものニコニコ笑顔が戻ってきました。

まるで、お風呂に入ったことで、頭の中の混乱が整理されたかのような変貌ぶりでした。赤ちゃんにとって、温かいお風呂は心身のリラックス効果があるだけでなく、刺激を受けた心と体を癒す大切な時間なんだなと感じました。


育児雑学:赤ちゃんの感情発達と五感の重要性

今回の予防接種で、娘の「混乱」という感情を目の当たりにし、赤ちゃんの感情発達について改めて考えさせられました。

赤ちゃんの感情はいつから芽生える?

赤ちゃんは生まれたばかりの頃から、快・不快といった基本的な感情を持っています。生後数ヶ月で、喜び、怒り、悲しみ、驚きといった感情が徐々に現れてきます。今回の娘のように、痛みや不安といった不快な経験に対して、涙やぐずりとして表現するのは、まさに感情が芽生え、発達している証拠と言えるでしょう。

五感を通じて世界を学ぶ赤ちゃん

赤ちゃんは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を通じて外界から様々な情報を取り入れ、世界を学習していきます。

  • 視覚: 生後間もない頃はぼんやりとしか見えませんが、徐々にピントが合い、親の顔を認識できるようになります。今回のように、いつもと違うマスク姿の親を見て不安を感じた可能性もあります。
  • 聴覚: ママのお腹の中にいる時から音を聞いていますが、生まれた後も様々な音に反応します。親の声や優しい音楽は赤ちゃんを安心させます。
  • 嗅覚: ママの匂いを特に好み、安心感を得ます。
  • 味覚: 母乳やミルクを通じて味覚が発達します。ロタウイルスの飲み薬が甘かったのは、赤ちゃんが飲みやすいように工夫されているからですね。
  • 触覚: 肌と肌の触れ合いは、赤ちゃんにとって最も重要な安心材料です。抱っこやお風呂での肌の触れ合いが、娘の気持ちを落ち着かせた大きな要因だったのかもしれません。

今回の出来事を通して、赤ちゃんがいかに五感を使って周囲の状況を判断し、感情を表現しているかを強く感じました。


育児休業中のパパとして思うこと

初めての予防接種は、娘にとっても私たち夫婦にとっても、とても印象深い一日となりました。注射で泣きじゃくる娘を見て、胸が痛むと同時に、こんなにも小さな体で頑張っている娘を心から尊敬しました。

育児休業中の今、私は娘の成長を間近で見守ることができています。一つ一つの「初めて」を夫婦で分かち合い、喜びや感動を共有できるのは、本当に素晴らしい経験です。

今回の予防接種のように、赤ちゃんは様々な「初めて」の壁を乗り越えて成長していきます。その都度、親としてどう支え、どう寄り添っていくか。今回の経験は、私たち夫婦にとって大きな学びとなりました。


育児は「共育」~パパの役割と夫婦の協力~

今回の予防接種でも、夫婦で役割分担をして臨みました。私が抱っこして娘を安心させ、妻がその様子を記録に残す。些細なことかもしれませんが、こうして協力し合うことで、育児の負担も軽減され、お互いの気持ちも楽になります。

育児は「育てる」と書きますが、私は「共に育つ」という意味で「共育」だと感じています。親も子も、日々成長し、学び合っているのです。

育児休業という貴重な時間を最大限に活用し、これからも娘の成長をしっかりと見守り、妻と共に「共育」を楽しんでいきたいと思います。


次回の予防接種に向けて

今回の経験を活かし、次回の予防接種に向けて準備しておきたいことがいくつかあります。

  • スケジュールの確認: 次回の接種時期や種類を早めに確認し、予定を立てておく。
  • 持ち物の準備: 母子手帳、お薬手帳、おむつ、着替え、お気に入りのおもちゃなどを事前に準備しておく。
  • 体調管理: 予防接種前は、赤ちゃんの体調をしっかり確認し、体調が悪い場合は無理をしない。
  • 声かけとスキンシップ: 病院に行く前から、赤ちゃんに優しく声かけをしたり、抱っこしたりして安心させてあげる。
  • マスクについて: 予防接種の時は、もしかしたらマスクをせずにいた方が、娘が安心してくれたのかもしれない、と反省しました。もちろん感染対策は重要ですが、状況に応じて柔軟に対応することも大切だと感じました。

初めての予防接種、本当に「お疲れさま」でした、娘。そして、いつもありがとう、妻。これからも一緒に、一歩ずつ成長していこうね!

#28日後に育休から職場復帰する夫

コメント

タイトルとURLをコピーしました