こんにちは、シードです。
ただいま、生後77日の娘と妻との3人暮らし。絶賛育児休業中です。今日の出来事を少しお話させてください。
今日は、まさに「ゆっくりデー」でした。
妻は朝4時の授乳、8時の授乳を終えた後、またベッドへ。10時頃までぐっすりと眠っていました。なんと3度寝!育児中のママにとって、こんな風にまとまった睡眠が取れるのは、本当に貴重でありがたい時間ですよね。
その間、私は朝8時の授乳のタイミングで自然と目が覚め、そこから娘との2人きりの時間を満喫していました。
小さな「読み聞かせ」から広がる無限の世界
最近の娘のブームは、何と言っても絵本です。
私が絵本を読み始めると、まだ生後2ヶ月ちょっとというのに、じっと真剣な表情で見てくれます。まるで、言葉の意味を理解しようとしているかのように。時には、小さな手を伸ばして、絵本のページにそっと触れることも。その仕草が、あまりにも愛しくて、たまらないんです。
「絵本の読み聞かせは、まだ早いんじゃないか?」なんて思う人もいるかもしれません。でも実は、赤ちゃんへの読み聞かせは、早く始めれば始めるほど良いと言われています。
ある研究によると、生後3ヶ月頃から読み聞かせを始めた赤ちゃんは、そうでない赤ちゃんに比べて、将来的に語彙力が豊かになる傾向があるそうです。赤ちゃんは、お話の内容を理解できなくても、パパやママの優しい声のトーン、抑揚、そして絵本のカラフルな色彩や絵そのものを五感で感じ取っています。それが、脳の発達に良い刺激を与えるんですね。
**「クーイング」**という、赤ちゃんが「あー」「うー」といった声を発する時期がありますが、これも立派なコミュニケーションの第一歩。
「クーイング」の時期の赤ちゃんは、私たち大人の言葉を音として認識し始めます。この時期にたくさんの言葉を語りかけることで、赤ちゃんの「聞く力」や「話す力」の土台が築かれていくのです。
だからこそ、私は娘にたくさん話しかけたい。読み聞かせはもちろん、日々の何気ない動作も言葉にして伝えるようにしています。
「ミルクだよー、おいしいね」「おむつを替えるよ、気持ちいいね」
そんな風に語りかけることで、娘の言葉の世界がどんどん広がっていくような気がして、絵本も追加で買いたいなと計画中です。
皆さんは、赤ちゃんの頃、どんな絵本を読んでいましたか?
家族の成長を支えるパートナー、車の乗り換えを考える
育児が始まると、生活のあらゆる面で変化が訪れますよね。そのひとつが、**「車の必要性」**です。
我が家は今、カローラスポーツに乗っています。スタイリッシュで運転も楽しく、とても気に入っているのですが、育児となると少し不便を感じる場面が増えてきました。
特に困っているのが、チャイルドシートへの乗せ降ろしです。
カローラスポーツは、ドアがすべてスイングドア(普通の開き戸)なので、狭い駐車場ではドアを大きく開けられず、身体をひねるようにして娘を乗せる必要があります。これが、腰にも負担がかかり、結構な重労働なんです。
また、車内空間も少し手狭に感じます。後部座席で授乳しようとすると、天井が低くて頭がつかえそうになったり、前席しかエアコンの吹き出し口がないので、夏場は後部座席が暑くなってしまったり…。
「もう少し、子どもにとって快適な空間はないだろうか?」
そう考えるようになり、最近、車の乗り換えを真剣に検討しています。
候補に挙がっているのは、ミニバンのヴォクシーです。
ヴォクシーのようなミニバンは、スライドドアが採用されている車種が多いので、狭い場所でもドアを気にせず開けられるのが大きなメリットです。これなら、チャイルドシートの乗せ降ろしも格段に楽になり、雨の日も濡れずに乗り降りできます。
知っておきたい!チャイルドシートと車の関係
ここで少し、チャイルドシートと車の選び方についてお話させてください。
チャイルドシートを選ぶ際、多くの人がメーカーやデザイン、安全性に注目しますが、実は**「車との適合性」**がとても重要です。
- ISOFIX(アイソフィックス)対応:シートベルトではなく、車の座席にある専用金具でチャイルドシートを固定する方式です。シートベルトで固定するタイプに比べて、取り付けミスが少なく、より安全性が高いとされています。
- 座席の形状:車のシートの形状によっては、チャイルドシートがうまくフィットしない場合があります。購入前に、必ずお店で実際に車に取り付けてみることをおすすめします。
また、ミニバンを検討する際には、**「3列シートの使い方」**も重要なポイントです。
ヴォクシーのような7人乗りの3列シート車の場合、2列目にチャイルドシートを設置し、3列目は荷物スペースや、いざという時のゲスト用座席として使うのが一般的です。
シードさんのように、「将来、子どもがもう1人増えたら…」と考える場合、2列目と3列目にそれぞれチャイルドシートを設置し、2列目にママが座って2人の子どもの面倒を見る、といった使い方も可能です。この配置なら、子どもたちと物理的な距離が近くなり、ママも安心ですよね。
「クーイング」は言葉への第一歩!我が子の成長を実感
話は戻りますが、今日の娘は、お風呂上がりに、なんと3分間もクーイングをしていました。
いつもは、私が「おしゃべり上手だねぇ」と反応すると、そこでピタッと止まってしまうのですが、今日は違いました。まるで、私に何かを伝えたいかのように、一生懸命「あー、うー」と話しかけてくれるんです。
この「クーイング」は、赤ちゃんが自分の声帯の響きを確かめたり、音を出したりする練習の期間です。この時期の赤ちゃんは、私たち大人の話す言葉の音を聞いて、それを真似しようとします。
クーイングが始まったら、ぜひたくさん話しかけたり、赤ちゃんの声に優しく応えてあげてください。
- 赤ちゃんが「あー」とクーイングしたら、パパも「あー」と返してみる。
- 「うー」と聞こえたら、「うー」と答える。
このやりとりを**「プロト・コンバセーション(前会話)」**と言います。
まるで会話をしているかのように、赤ちゃんの声に応えてあげることで、赤ちゃんは「自分の声を出したら、パパが答えてくれた!」と認識し、コミュニケーションの楽しさを学んでいきます。この「プロト・コンバセーション」は、赤ちゃんのコミュニケーション能力の発達にとって、非常に重要なステップなのです。
娘が、私に話しかけてくれている。そう思うと、胸が熱くなります。
こんな風に、毎日、娘の成長を肌で感じられること。
それは、育休中だからこそ得られた、かけがえのない喜びです。
育休、あと2週間。この3ヶ月は宝物
私の育児休業は、あと2週間で終わってしまいます。
あっという間だったような、でも、本当に濃密な3ヶ月でした。
毎日、当たり前のように娘の隣にいて、一緒に笑ったり、泣いたり。
授乳で寝不足になったり、おむつ替えに奮闘したり、慣れない家事に四苦八苦したり…。
育児は楽しいことばかりではありません。でも、それ以上に、この3ヶ月で経験したことは、私にとって、人生の何にも代えがたい宝物のような時間です。
これから復職して、また忙しい日々が戻ってきます。
でも、この3ヶ月で築いた娘との絆、妻との協力体制は、きっと今後の私の人生を豊かにしてくれるはずです。
パパとして、もっともっと成長していきたい。
そう強く願っています。
育児中のパパさん、ママさん、お互い頑張りましょうね!そして、育休を検討している方、ぜひ取得することをおすすめします。人生観が変わる、素晴らしい経験になるはずです。
もしよかったら、皆さんの育児エピソードや、車選びのポイントなども教えていただけると嬉しいです。コメント欄でお待ちしています!
編集後記:育児と社会、見えない変化
改めて育児を取り巻く環境の変化を感じました。
かつては「育児は母親がするもの」という固定観念が強かったですが、今や男性の育児休業取得も少しずつ広がりを見せています。
日本の男性育休取得率はまだ低い水準ではありますが、取得を推奨する企業や、育児と仕事の両立を支援する制度も増えています。
育児は、性別に関係なく、誰もが当事者となるべき大切な役割です。
子どもの成長を近くで見守り、喜びや苦労を分かち合うことで、家族の絆はより一層強くなります。
育児の喜びを言葉にして発信することで、育児中のパパさんや、これからパパになる人たちに勇気を与え、社会全体で子育てを応援する温かいムードが広がっていくことを願っています。
【ミニコラム:意外と知らない?育児に役立つ豆知識】
- 「絵本は紙製がいい?」:スマートフォンやタブレットで絵本アプリを読むのも便利ですが、紙製の絵本は、ページをめくる、紙の質感を触る、といった五感への刺激になります。また、紙の絵本には、ブルーライトの心配もありません。
- 「クーイングはいつまで?」:クーイングは生後2~3ヶ月頃から始まり、生後6ヶ月頃には、より明確な音の組み合わせである「喃語(なんご)」へと変化していきます。
- 「チャイルドシートの義務期間」:チャイルドシートは、6歳未満の乳幼児の着用が法律で義務付けられています。6歳以上になっても、身長が140cmに満たない場合は、ジュニアシートの使用が推奨されています。これは、大人のシートベルトが身体に正しくフィットしないため、万が一の際に危険だからです。
育児は、知れば知るほど奥が深く、発見の連続です。
このブログが、読者の皆さんの育児ライフを、少しでも豊かにする一助となれば幸いです。
#13日後に育休から職場復帰する夫
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