育休パパ、奮闘中! 妻と赤ちゃんの笑顔を支える記念日

シードのホームワーク

はじめまして、生後79日の娘と愛する妻と3人で暮らす、育休中のパパ、シードと申します。

今回は、僕たち家族にとって特別な日、付き合った記念日と妻の誕生日のお祝いについて、お話したいと思います。

「付き合った記念日と誕生日、どうやってお祝いしよう…?」

育児をされている皆さんなら、きっと誰もが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。特に、小さな赤ちゃんがいると、外出は難しいし、レストランでのディナーも諦めざるを得ない。そんな状況でも、妻に喜んでもらいたい!という一心で、僕は奮闘しました。

育児のリアル:夜中の授乳と寝かしつけの果てしないループ

記念日の前夜、娘は夜泣きで何度も起きました。生後79日というと、ちょうど新生児期を過ぎて、少しずつ生活リズムが整ってくる時期です。でも、まだまだ不安定で、夜中に突然泣き出したり、寝ているはずなのに足をバタバタさせたり、頭を左右に振ったり…。

実は、赤ちゃんが眠りながら頭を左右に振る行動には、いくつかの理由があると言われています。

  • 入眠儀式: 赤ちゃんによっては、頭を左右に振ることで自分を落ち着かせ、眠りにつきやすくしていることがあります。
  • かゆみや不快感: 頭皮のかゆみや、寝ている場所の不快感を感じている場合もあります。
  • 単なる癖: 特に意味はなく、単なる癖や、発達段階の一環として見られることも多いです。

いずれにしても、原因がわからず、親としては心配になりますよね。

この夜は、娘のぐずりだけでなく、妻はさらに授乳対応もしていました。完全母乳で頑張ってくれている妻は、本当にクタクタでした。翌朝7時頃に娘が起きてぐずり始めたので、僕が娘をあやし、妻には追加で1時間半ほど寝てもらうことにしました。

「ママ、少しでも多く寝て休んでね」

それが、僕にできる最初のお祝いでした。

記念日の朝、疲労困憊で迎えるリアル

育児中のパパ・ママなら共感してくれると思いますが、どんなに特別な日でも、朝は必ずやってきます。そして、赤ちゃんのペースに合わせて一日が始まります。

本当は、娘の機嫌が良いことが多い朝に、記念日らしい写真を撮ろうと妻と話していました。でも、前夜の寝不足と疲労困憊で、その計画はあっけなく断念しました。

「疲れてる時は無理しないで、ゆっくり休んでいいんだよ」

そう声をかけると、妻は「そうだね」と少し微笑んでくれました。

「完璧じゃなくてもいい。大切なのは、家族が笑顔でいられること」

この言葉は、育休中の僕にとって、とても大切な気づきとなりました。

ケーキは諦めて…妻が喜ぶ「とっておき」の一品

お祝いといえば、やっぱりケーキ!

…と言いたいところですが、完全母乳で娘を育てている妻は、アルコールが入ったケーキを食べることができません。多くのケーキは、香り付けのために洋酒が使われていることが多く、選択肢が非常に限られてしまいます。

そこで、ケーキは諦め、先週から妻が「食べたい」と言っていたお好み焼きを作ることにしました。

「せっかくのお誕生日なんだから、ただのお好み焼きじゃなくて、特別なものにしたい!」

そう思った僕は、長芋と米粉といりこだしを使ったお好み焼きに初挑戦することに。

育児中ママも安心! ケーキの代わりになるスイーツ

  • 和菓子: 大福、どら焼き、上生菓子など、和菓子は洋酒を使っていることがほとんどなく、安心して食べられます。
  • 米粉や豆腐を使ったケーキ: 最近では、米粉や豆腐を使った、アレルギー対応のケーキも増えています。
  • 手作りスイーツ: マフィンやプリンなど、手作りなら材料を自分で選べるので安心です。

これらの選択肢は、授乳中のママだけでなく、アレルギーのあるお子さん健康志向の方にもおすすめです。

料理下手でも大丈夫! 心のこもった「お好み焼きケーキ」

いざ、調理開始!

長芋をすりおろし、米粉といりこだしを混ぜて、生地を作ります。長芋を入れることで、ふわふわでトロトロの食感になります。米粉を使うと、もちっとした食感も加わり、小麦粉とはまた違った美味しさが楽しめます。いりこだしは、日本の伝統的なうま味成分であるイノシン酸が豊富に含まれており、料理に深みを与えてくれます。

焼きあがったお好み焼きを、まるでケーキのようにデコレーション!

マヨネーズとソースを使って、「ハッピーバースデー」とロウソクの絵を描いてみました。

結果は…

「絵が下手で伝わらなかった」

それでも、妻は笑ってくれました。

「ねぇ、これってロウソク?それとも数字の1?」

そんな風に楽しそうに話してくれる妻を見て、僕は心から嬉しくなりました。

完璧な料理じゃなくても、絵が下手でも、大切なのは「妻のために何かしたい」という気持ちなんだと、改めて感じた瞬間でした。

パパ、一人でお買い物へ! デパ地下探検のすすめ

午後、僕は一人で百貨店へ行くことにしました。目的は、妻が食べられる焼き菓子とプリンを買うこと。

一人で外出するのは久しぶりです。ゆっくりと電車に乗り、人混みを歩く。これまで当たり前だった日常が、育休中は非日常に変わります。

百貨店の中は、夏休みということもあり、子供連れの家族や、大学生のグループで賑わっていました。

「こんなに人が多いんだな…」

ベビーカーを押して外出することが多いので、改めて人の多さに驚きました。

育休中に一人で外出するメリット

  • リフレッシュ: 育児から離れて、自分のペースで過ごす時間は、心身のリフレッシュに繋がります。
  • 視野が広がる: 日常から離れることで、新しい発見や気づきが生まれます。
  • 感謝の気持ちが湧く: 一人時間を楽しむことで、「やっぱり家族と過ごす時間が一番だ」と再確認できます。

もちろん、一人で外出するのが難しい時もあります。でも、少しの時間でも、パパが育児から離れてリフレッシュする時間は、結果的に家族全体の幸せに繋がります。

最高の「ありがとう」を届ける、オヤツの時間

焼き菓子売り場へ。

焼き菓子は、洋酒が使われていたとしても、焼く過程でアルコール分が飛ぶので、安心して選ぶことができます。

「どんな焼き菓子にしようかな…」

妻の好みを考えながら、いくつか選びました。

次に、プリン売り場へ。

ショーケースに並んだ、色とりどりのプリンたち。その中でも僕の目を引いたのは、旬のが乗ったプリンでした。

「妻は桃が好きだから、きっと喜んでくれるはず!」

そう確信し、そのプリンを選びました。


3時のおやつの時間。

僕は買ってきた焼き菓子とプリンを、妻の前に並べました。

「わぁ、ありがとう!桃のプリンだ!」

妻は目を輝かせて、とても喜んでくれました。

そして、一口食べると…

「すごく美味しい!」

そう言って、最高の笑顔を見せてくれました。

「選んでよかった」

心の中で、僕はそうつぶやきました。

育休パパが気づいた、本当の幸せ

記念日のお祝いは、派手な演出や高価なプレゼントはなくても、妻の笑顔をたくさん見ることができた、最高の1日でした。

育児は大変なことの連続です。

寝不足になったり、思い通りにいかないことばかりで、心身ともに疲れてしまうこともあります。

でも、そんな中でも、妻と娘の笑顔を見ることができれば、僕はまた頑張ろうと思えます。

育休は、単に育児をする期間ではありません。

それは、家族の絆を深め、夫婦の信頼関係を築くための、大切な時間なのだと、僕は思います。


おまけ:子育て世代の「記念日」を成功させるヒント

最後に、子育て世代のパパ・ママに向けて、僕がこの経験から学んだことをお伝えしたいと思います。

1. 完璧を求めない

育児中は、予定通りにいかないことばかりです。完璧な記念日を目指すのではなく、「家族みんなが楽しく過ごせればOK!」くらいの気持ちで臨むことが大切です。

2. 小さなサプライズを大切に

レストランでのディナーや旅行が難しくても、手作りの料理や、ちょっとしたプレゼント、感謝のメッセージなど、小さなサプライズが相手を喜ばせます。

3. 相手の「好み」を尊重する

相手が本当に喜んでくれるのは、高価なものではなく、相手の「好き」を考えて選んだものかもしれません。日頃から、相手の好きなものや、食べたいものをリサーチしておくことが大切です。

4. 写真や動画で記録に残す

たとえ完璧な写真が撮れなくても、その日の家族の様子を写真や動画で残しておくことは、後から見返したときに最高の思い出になります。


さいごに

このブログを読んでくださっている皆さんも、育児で大変な日々を過ごされていることと思います。

「疲れたな」と感じた時は、無理をせず、パートナーに頼ったり、一人でリフレッシュする時間を作ったりしてください。

そして、もしよければ、皆さんの「育児中の記念日」の過ごし方や、頑張っていることなど、コメントで教えていただけたら嬉しいです。

一緒に、育児を楽しみましょう!

#11日後に育休から職場復帰する夫

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