さい帯血バンクって何?

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この記事の概要

この記事では妊娠時によく聞く、さい帯血バンクについて紹介します。さい帯血バンクとは何か、さい帯血保管するメリット、シード夫婦はどうするかが分かります。

さい帯血とは?

さい帯血とは、お母さんと赤ちゃんを結ぶへその緒(さい帯)と胎盤の中に含まれる血液のことです。この血液には、血液細胞のもとになる造血幹細胞や、体の様々な細胞になる幹細胞が豊富に含まれています。このさい帯血を使うことで、以下の病気の治療に役立つとされています。
・白血病
・再生不良性貧血
・先天性免疫不全症
・先天性代謝異常疾患

さい帯血バンクとは?

さい帯血バンクとは以下の病気になったときに治療の選択肢としてさい帯血移植を行うということになった場合に備えて保管しておく仕組みになります。
・白血病
・再生不良性貧血
・先天性免疫不全症
・先天性代謝異常疾患

ここで注意なのは、臍帯血バンクは公的機関と民間機関の2種類があるということです。
公的機関は無償で保管してもらえますが、自分の子供に使いたい!親族に使いたいということができません。一方、民間機関のさい帯血バンクは自分の子供に使いたい!親族に使いたいということができますが、年間で3万円ほどのお金がかかります。

公的機関vs民間機関

さい帯血は在庫があれば使えるわけではなく、免疫の型がある程度一致していないといけません。一般的に免疫の型があっているかはHAL抗原が6個のうち4個以上一致しているか?で判断されます。民間機関で今までの一致率(HAL抗原が6個のうち4個以上一致)は90%以上あります。さらに現在日本国内で約10000本保管されており、年間の使用数と供給数はおよそ1300本であり、バランスが取れている状態になっています。また、年間供給数が1300本と聞いて衝撃でした。年間70万人以上赤ちゃんが産まれているのに、無料の公的機関にさい帯血を寄付している人が約0.2%ととても少ないなと思いました。

シード夫婦はどうするのか?

今の公的機関である程度のさい帯血移植が必要な人に必要な分のさい帯血が循環しているなぁと思い、この良い循環がもっと回ればいいなと思い、私たちの子供のさい帯血も公的機関の預けることにしました。さい帯血バンクに寄付する人が増えて、お互い助け合える世の中になればなと思っています。

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