こんにちは! シードと申します。生後70日の愛しい娘と、頼れる妻との3人暮らし。現在、絶賛育児休業中です。
育休も残すところあとわずかとなり、日々、娘の成長を肌で感じながら、育児の奥深さを学んでいます。今日は、そんな私たちの、まさに「大冒険」と呼ぶにふさわしい一日についてお話ししたいと思います。
【旅の始まりは朝8時半】
今日の予定は盛りだくさん。まずは妻の中高時代の友人たちとの再会、そしてそのあとは義実家へ。朝8時半過ぎ、予定より少し遅めに自宅を出発しました。
「今日は一日、大変なことになりそうだね」と妻と顔を見合わせながら、車のエンジンをかけました。天気は曇り空。これから何か起こるような、起こらないようなという雰囲気を醸し出していました。
目的地までは、下道で約1時間半の道のり。事前に立てた作戦は、友達の家に到着する直前で授乳を済ませること。車での移動中に娘がお腹を空かせてぐずらないように、そして到着後すぐにみんなと交流できるように、という完璧なプランでした。
しかし、育児に「完璧」という言葉は存在しないことを、この時改めて思い知らされることになります。
車で順調に走行すること約75分。後部座席から聞こえてきたのは、いつもの泣き声とは少し違う、何やら切羽詰まった声。
「あ、これは…」
そう、娘がウンチをしたのです。
幸い、オムツから漏れることはありませんでしたが、それでも急いで交換してあげなければなりません。急いでスマホを取り出し、「ママパパマップ」を起動しました。

💡 知って得する育児情報:ママパパマップとは?
「ママパパマップ」をご存知でしょうか? これは、赤ちゃん連れのパパママにとって、まさに救世主のようなアプリです。授乳室やおむつ交換台、ミルク用のお湯がもらえる場所、キッズスペースや子供用トイレがある場所など、子育て世帯が外出時に必要とする施設を簡単に検索できる優れもの。
全国のユーザーが情報を投稿・共有することで成り立っており、外出先で「どうしよう…」と困った時に、素早くピンポイントで情報を得ることができます。
今回の私たちのように、外出先で突然のおむつ替えが必要になった時でも、このアプリがあれば慌てずに対応できます。また、普段の生活圏では気づかないような、地域の隠れた子育て支援施設を発見するきっかけにもなります。
このマップのおかげで、私たちはすぐに最寄りの商業施設を発見し、無事におむつ交換を完了することができました。本当にありがたいツールです。
【ドキドキの初対面! ワンワンとヘドバン】
おむつ交換というアクシデントを乗り越え、ようやく妻の友達の家に到着しました。
チャイムを鳴らすと、扉の向こうから「ワンワン!」という元気な鳴き声が。そう、友達の家には可愛らしいワンちゃんがいました。
生後70日の娘にとって、犬と対面するのは初めてのこと。扉が開いた瞬間、ワンちゃんが「ワンワンワン!」と歓迎してくれたのですが、これがどうやら娘には予想外の出来事だったようです。
驚きで目を丸くし、次の瞬間には「ふえええん!」と大きな声で泣き出してしまいました。
「ごめんね、びっくりしたよね」と抱き上げながら、泣いている娘をなだめます。しかし、そのびっくりして泣いている姿も、親バカながらめちゃくちゃ可愛かったです。これもまた、貴重な体験ですね。
ワンちゃんの気持ちもありがたいのですが、娘の安全と安心を優先し、別の部屋へ移動させてもらいました。
そこで始まったのは、妻の中高の友人たちとの「ママさん会」。集まったのは、2歳の女の子を育てるママさんと、8ヶ月の男の子を育てるママさんでした。
💡 知って得する育児情報:育児の情報交換は宝の山
今回のママさん会のように、同じ時期に子育てをしている仲間との情報交換は、育児の不安を解消し、新たな発見をもたらしてくれる貴重な機会です。
特に、先輩ママさんの体験談は、これから直面するであろう課題に対するヒントがたくさん詰まっています。例えば、離乳食の進め方、夜泣き対策、予防接種のスケジュール、子供の体調不良時の対応など、実際に経験した人にしかわからないリアルな情報を聞くことができます。
8ヶ月の男の子を初めて見たのですが、その成長ぶりに驚かされました。
うちの娘と比べると、手足の太さが全然違います。まるで「ムッチムチ!」という表現がぴったり。
そして、肋骨の太さもしっかりしていて、見るからにたくましい。
「もうすぐハイハイできるんですよ」とママさんが教えてくれました。
ハイハイはまだ完璧ではないものの、両手で支えながら立つことができるということで、実際にその様子を見せてもらいました。
すると、男の子は立ちながら、頭を勢いよく上下に振っているではありませんか。
「ロッケンローラーみたいにヘドバンしてる!」
思わずそう叫んでしまうほど、その姿は面白くて可愛かったです。
まだ言葉は話せないけれど、彼なりに自己表現をしているのかもしれません。
【義実家へ移動! 懐かしのベビー用品に囲まれて】
お昼からは、いよいよ義実家へ。
お昼ご飯をご馳走になり、家族みんなでゆっくり過ごさせてもらいました。
義実家では、私たちを温かく迎えてくれるだけでなく、娘のためにたくさんの準備をしてくれていました。
部屋の一角には、妻が赤ちゃんの時に使っていたというハイローチェアが。
「これ、まだあったんだ!」
妻も懐かしそうに目を細めていました。
💡 知って得する育児情報:ハイローチェアの意外な活用法
ハイローチェアは、赤ちゃんを寝かせるだけでなく、お昼寝、食事、遊び、と多用途に使える便利なアイテムです。高さ調節機能がついているので、大人が座るダイニングテーブルに合わせて高さを変えれば、離乳食が始まった後も、家族みんなで一緒に食卓を囲むことができます。
また、手動や電動で揺らすことができるタイプもあり、赤ちゃんがぐずった時にあやすのに非常に効果的です。昔は高価なものが多かったですが、最近は手頃な価格帯のものも増え、中古市場でも人気があります。
そして、もう一つ驚いたのは、新品同様のベビーベッドです。
「使おうと思ってたんだけど、結局使わなかったのよ」
と義母が教えてくれました。
確かに、新生児期は添い寝をすることが多いため、ベビーベッドは使わずに終わるケースも少なくありません。
しかし、これは私たちが今後の育児で使うために、わざわざ準備してくれたもの。その心遣いが本当に嬉しかったです。
育児休業も今月末で終わり。仕事に復帰したら、どうしても育児の時間が限られてしまいます。
幸い、義実家が車で1時間ほどの場所にあるので、今後は少しずつ力を借りていく予定です。
「困った時はいつでも頼ってね」
そう言ってくれる義両親の存在は、私たち夫婦にとって、何にも代えがたい心の支えです。
さらに、義実家の近くに新しい小児科の病院ができたという情報も聞きました。
これもまた、私たちにとって大きな安心材料となりました。
【帰り道、そして涙の結末】
義実家でゆっくりと過ごし、夕方、自宅へ帰ってきました。
車から降りて、家に入り、一息ついた途端、娘が大泣きし始めました。
「どうしたんだろう?」
抱っこして、あやして、ミルクをあげても泣き止みません。
おそらく、この数日の「刺激的な日々」が原因なのではないかと思います。
一昨日は、私の高校時代の友人たちとの再会。
昨日は、私の実家へ。
そして今日は、妻の友人宅と義実家。
毎日、見慣れない景色、初めて会う人、初めて聞く音、初めての匂い…。
生まれてまだ70日の娘にとっては、あまりにも多くの情報が一度に押し寄せ、脳がその状況を整理しきれずに、混乱してしまったのかもしれません。
「赤ちゃんもストレスを感じる」
これは、育児書にもよく書かれていることですが、今回のことで身をもって実感しました。
普段と違う環境に長時間身を置くことは、大人にとっては楽しいイベントでも、赤ちゃんにとっては大きな負担になることがあるのです。
「いっぱい泣いて、いっぱい強くなれ!」
そう心の中でつぶやきながら、娘を抱きしめました。
いつか、この日のことを笑い話にできる日が来るまで、パパとママは、君の成長を全力で支えていくからね。
【育休パパ、次の冒険へ】
今回のブログでは、我が家の休日についてお話ししましたが、育児は毎日が新しい発見と感動の連続です。
育休中だからこそ、娘と、そして妻と、濃厚な時間を過ごすことができています。
育休が終われば、また生活スタイルは変わりますが、この経験を糧に、今後もパパとして、夫として、もっと成長していきたいと思っています。
最後に、育児中のパパさん、ママさんへ。
育児は楽しいことばかりではありません。
不安になったり、悩んだり、時には辛いと感じることもあるでしょう。
しかし、その一つ一つの経験が、必ずや子供の成長に繋がり、私たち親も成長させてくれるはずです。
「完璧な親なんていない」
この言葉を胸に、これからも一緒に頑張っていきましょう。
このブログが、少しでも育児を頑張る皆さんの力になれば幸いです。
また、次回の「育休パパ、大冒険の旅」でお会いしましょう!
育児雑学:新生児の「五感の発達」と「外部刺激」について
ブログ本文で、娘が「刺激的な日々」に戸惑い、大泣きしてしまったことについて触れましたが、ここでは赤ちゃんの五感の発達と外部刺激が与える影響について、さらに掘り下げて解説していきたいと思います。
1. 視覚の発達
新生児の視力は、一般的に0.01~0.02程度と言われています。非常にぼんやりとしか見えておらず、明暗の区別や動くものを追うのが精一杯です。
しかし、生後2ヶ月(約60日)頃になると、徐々に目の前のものに焦点を合わせられるようになり、色彩の識別もできるようになってきます。
特に、赤ちゃんの目はコントラストの強いものに惹きつけられるため、白と黒の模様や、赤や青などの鮮やかな色に興味を示します。
今回の娘のように、見慣れない人の顔や、初めて見るワンちゃんの姿は、ぼんやりとしか見えなくても、その動く様子や光の反射などによって、大きな情報として脳にインプットされます。
2. 聴覚の発達
赤ちゃんは、お腹の中にいる時から母親の声や心臓の音を聞いています。
そのため、新生児であっても、お母さんの声や、聴き慣れた音楽には安心感を覚えます。
一方で、今回のワンちゃんの「ワンワン!」という大きな鳴き声のように、聴き慣れない、大きな音には驚いてしまうことがあります。
これは、自分の身を守るための本能的な反応であり、決して臆病なわけではありません。
3. 嗅覚と味覚の発達
新生児の嗅覚は非常に敏感で、お母さんの匂いを嗅ぎ分けることができます。
母乳を飲む際も、匂いを感じ取ることで安心感を覚えると言われています。
味覚については、生まれたばかりの赤ちゃんは、甘味と酸味を識別することができますが、苦味や塩味はまだ判別しにくいとされています。
このため、初めて口にするミルク以外のもの(離乳食など)に戸惑うのは、自然な反応なのです。
4. 触覚の発達
赤ちゃんの触覚は、五感の中でも最も早く発達します。
お母さんやお父さんに抱っこされること、肌と肌が触れ合うことは、赤ちゃんにとって最大の安心感を与えます。
また、抱っこされたり、優しく撫でられたりすることで、脳内でオキシトシンというホルモンが分泌され、ストレスを軽減し、心身の安定を促す効果があると言われています。
今回の娘が、たくさんの人に抱っこされたり、見慣れない環境に触れたりしたことは、触覚を通じても多くの刺激として受け取られていたことでしょう。
5. 外部刺激の適度な量と質
赤ちゃんにとって、外部からの刺激は、脳の発達を促すために非常に重要です。
しかし、今回の娘のように、短期間にあまりにも多くの刺激を与えすぎると、脳が処理しきれずに、ストレスとなってしまうことがあります。
特に、新生児期から生後3ヶ月頃までの赤ちゃんは、まだ自分の感情をうまく表現できず、泣くことしかできません。
そのため、パパやママは、赤ちゃんの様子をよく観察し、刺激が多すぎると感じたら、静かで落ち着いた環境でゆっくりと休ませてあげることが大切です。
今回の娘の大泣きは、私たち親が、娘のペースを少しだけ見失ってしまったのかもしれません。
この経験を活かし、今後は娘の様子をより注意深く観察し、無理のない範囲で、ゆっくりと様々な刺激を与えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 育児は正解がない旅です。一緒に悩み、笑い、泣きながら、子供と共に成長していきましょう。
また、次回のブログでお会いできることを楽しみにしています!
#20日後に育休から職場復帰する夫
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