こんにちは、シードです。
生後75日を迎えた娘と、愛する妻との3人暮らし。 現在は育児休業を取得中で、慣れないながらも奮闘する毎日を送っています。世間はお盆休み最終日、高速道路の渋滞ニュースや、Uターンラッシュの報道が続いていますが、8月末まで育休中の僕にとっては、いつも通りの日曜日。
もちろん、育児に休みなんてありません。
でも、この「いつも通り」が、僕にとってはかけがえのない時間なんです。今日は、そんな特別な「いつも通り」の出来事と、子育て中のパパ・ママなら誰もが共感してくれるであろう、ちょっとした悩みを綴っていきたいと思います。
お盆最終日のご馳走と、赤ちゃんの「ご機嫌斜め」問題
今日は、妻の実家のご両親と、僕たち家族5人で焼肉ランチに出かけました。 予約していただいたのは、広々とした個室のある焼肉屋さん。
焼肉屋さんで個室……これ、子連れランチの鉄則ですよね。
赤ちゃんが泣いても周りを気にしなくて済むし、授乳もしやすい。そして何より、義両親との大切な食事の時間を、周りに気を遣いすぎることなくゆったりと過ごせる。義母のきめ細やかな心遣いに、改めて感謝です。
お店に入ると、食欲をそそる香りが漂ってきます。 メニューを開くと、そこには以前から妻が「食べてみたい!」と言っていた、そして僕も密かに憧れていた、数量限定の「肉ひつまぶし」の文字が。迷うことなく、夫婦揃って注文しました。
待つこと数分、目の前に運ばれてきたのは、見事なまでに美しいお重。 蓋を開けると、ぎっしりと敷き詰められた、レアに焼き上げられたお肉がキラキラと輝いています。
その見た目の美しさに、思わずため息が漏れました。
まずはお肉をそのまま一口。口に入れると、驚くほど柔らかく、肉の旨みがじゅわ~っと広がります。次に薬味をのせて、そして最後は特製の出汁をかけてお茶漬けのようにサラサラと。一口ごとに変わる味と食感に、もう夢中です。
「美味しいね、美味しいね」と妻と顔を見合わせ、幸せを噛み締めていると、それまで大人しくベビーカーに乗っていた娘が突然、グズり始めました。
「あー、やっぱり来たか」
心の中でそう呟きながら、急いで抱きかかえてあやします。 それでも泣き止まない娘に、少し焦りを感じました。
こんな時、さっと取り出して遊ばせられるおもちゃがあればよかったな…と、ほんの少し後悔。
育児って、本当に何が起こるか予測不能。 楽しい時間も、一瞬で「どうしよう」に変わってしまう。 特に外出先では、準備万端で臨んでいるつもりでも、思いがけないトラブルに直面することが多々あります。
この日は、僕が娘を抱っこしている間に、義母が僕のご飯を「食べていいよ」と声をかけてくれ、僕も無事に食事を終えることができました。
その後、娘をあやそうと、ベビーカーのキャノピーにガーゼをくくりつけて、即席のメリーのように見せてみました。
「これでどうだ!」
と、自信満々に娘に見せつけましたが、無情にも娘はすぐに飽きてしまったようです。
即席のおもちゃは、赤ちゃんには通用しない。 うん、いい教訓になりました。
赤ちゃんとの外出に役立つ!お役立ちグッズとちょっとした雑学
今日の経験を通して、改めて感じたのは、赤ちゃんとの外出準備の重要性です。 そこで、僕が次に備えて調べた、赤ちゃんとの外出を乗り切るためのポイントと、知っているとちょっと楽しい雑学をいくつかご紹介します。
1. 赤ちゃんのご機嫌取りグッズはマスト!
今回の僕の失敗談から学んだ一番の教訓はこれです。 カバンの中に、小さくてもいいので、赤ちゃんが夢中になるおもちゃを常備しておくこと。
例えば、
- ベビーカーに取り付けられるおもちゃ: ぶら下げるタイプや、クリップで挟むタイプなど、様々な種類があります。車内でも使えるので便利。
- 音が鳴る絵本やおもちゃ: 泣き始めた時に音で気を引くことができます。
- 指人形: コンパクトで持ち運びやすく、親子のコミュニケーションにも使えます。
最近では、ベビーカー用メリーも人気だそうです。 僕が今日やったように、ガーゼをぶら下げるのではなく、最初からベビーカー用として設計されたものなら、赤ちゃんも飽きずに遊んでくれるかもしれません。
2. 究極の「おもちゃ」?それは「水」
知っていましたか? 実は、赤ちゃんは水に触れるのが大好きです。 お出かけ先で、もし手元におもちゃがない時、ペットボトルの水を少しだけ手に垂らしてあげると、その感触に夢中になってくれることがあります。
もちろん、水がこぼれても大丈夫な場所で、そして絶対に目を離さないことが前提ですが、いざという時の裏技として覚えておくと便利かもしれません。
3. 赤ちゃんの「ご機嫌」はなぜ変わる?
赤ちゃんが突然泣き出すのは、多くの場合、何らかの不快感や要求があるからです。 眠たい、お腹が空いた、おむつが濡れている、暑い・寒い、抱っこしてほしい、など。
でも、理由が分からない時も多々あります。
これは、赤ちゃんの脳がまだ未発達で、感情のコントロールがうまくできないためと言われています。 大人にとっては些細な刺激でも、赤ちゃんにとっては大きなストレスになることがあります。 例えば、お店のざわめき、強い光、知らない人の顔…。
今回の僕の娘のように、楽しい食事中に突然泣き出すのは、もしかしたら周りの環境に圧倒されてしまったのかもしれませんね。
4. 泣いている赤ちゃんを落ち着かせる魔法の言葉
これは雑学というより、育児の知恵ですが…。 泣いている赤ちゃんを前にすると、パパもママも焦ってしまいますよね。
そんな時、僕が心がけているのは、「大丈夫だよ」「楽しいね」「おいしいね」といったポジティブな言葉を優しく語りかけることです。
不思議なもので、パパ・ママの穏やかな声は、赤ちゃんを安心させてくれます。 泣き止まなくてもいい、ただ「そばにいるよ」という気持ちを伝えることが大切です。
これは**「ミラーリング効果」**にも通じるかもしれません。 人は、相手の感情を無意識に真似する傾向があります。 僕たちが焦ると、その焦りが赤ちゃんに伝わり、ますます泣き止まなくなってしまう。 逆に、落ち着いて優しく接することで、赤ちゃんも少しずつ落ち着きを取り戻してくれる、というわけです。
ポイントの有効活用と、まさかの出会い
焼肉ランチを終え、次に向かったのは、以前ベビーカーやチャイルドシートを購入したベビー用品店「ベビザらス」です。
なぜなら…
なんと、16,000円分ものポイントが、今月で有効期限を迎えてしまうから!
「これは、何が何でも使い切らねば!」
と、気合十分で乗り込みました。
当初の目的は、ベビーサークルです。 娘がハイハイを始める前に、安全な遊び場を確保しておきたいと考えていました。 しかし、いざ売り場に行ってみると、僕が想像していたよりも種類が少なく、ピンとくるものが見つかりませんでした。
ネットで事前に調べればよかった…と、ここでも少し後悔。
でも、そこでただ諦める僕たちではありません。 今日の焼肉ランチでの反省を活かして、出先で娘が遊べるメリーを探すことにしました。
ベビーカーに取り付けられるタイプや、持ち運びやすいコンパクトなものなど、様々なメリーを手に取って吟味。 最終的に、カラフルで音も鳴る、娘が喜びそうなメリーを見つけて、即決しました。
さらに、もう一つ、どうしても買っておきたいものがありました。 それは、妻が一人でお風呂に入れる時のための、ベビーバスです。
育休中の僕がいる今は、夫婦でお風呂に入れるので問題ありませんが、僕が仕事に復帰したら、妻が一人で娘をお風呂に入れなければなりません。
「ワンオペお風呂」、これ、子育てパパ・ママの最大の難関の一つですよね。
妻が体を洗っている間、赤ちゃんをどこで待機させるか。 お風呂の洗い場は滑りやすく、ベビーラックやベビーチェアを置くのは不安…。
そこで、目をつけたのがベビーバスでした。 ベビーバスの中に赤ちゃんを座らせておけば、お湯が溜まっているので冷えないし、バスチェアよりも安定感があります。 お風呂場の中で安全に待機できる椅子として、まさに理想的でした。
ベビザらスで、メリーとベビーバスを無事に購入。 ポイントを使い切ることができ、さらに必要なものまで手に入って、まさに一石二鳥でした。
ベビーバスの意外な活用法と、ワンオペお風呂の秘策
その日の夜、早速購入したベビーバスを試してみました。
お風呂場の洗い場にベビーバスを置き、娘を座らせます。 娘は、いつもと違う場所に少し戸惑いながらも、じっと座ってくれました。
その間に、妻は自分の体をゆっくりと洗うことができ、その後の娘の体を洗う時もスムーズに進みました。
「これはいい買い物だったね!」
僕と妻は顔を見合わせ、満足げに微笑みました。
このベビーバス、実は意外な活用法があるんです。 最近では、沐浴卒業後も、お部屋での遊び場として活用したり、簡易プールとして使う方もいるそうです。
「これ、ワンオペお風呂の救世主かも!」
そう思い、ワンオペお風呂について、さらに調べてみました。
ワンオペお風呂を乗り切るためのポイント
- 入浴の順番を決める:
- パターン1: まずママが体を洗い、その間にベビーバスで赤ちゃんを待機させる。次に赤ちゃんを洗って、最後はママが自分を拭く。
- パターン2: まず赤ちゃんを洗い、先に湯船に浸からせる。その間にママが体を洗う。
- パターン3: 赤ちゃんがまだ小さければ、ベビーバスで洗って、そのままリビングへ。ママは後からゆっくりお風呂に入る。
- 便利グッズを活用する:
- バスチェア: 赤ちゃんを座らせておける椅子。
- バスマット: 赤ちゃんが滑らないようにするためのマット。
- バスローブ: お風呂上がりに赤ちゃんをサッとくるめる。
これらの情報も、育休を終えた後の妻のワンオペ生活の助けになるかもしれません。
夏の終わり、育休パパが思うこと
お盆休み最終日の今日。
義両親との楽しい食事、そして育児グッズの買い物を通して、改めて家族の温かさ、そして育児の奥深さを感じました。
育休は、世間の人が思うような「楽な休み」ではありません。 むしろ、一日中、気の休まる暇がないのが正直なところです。
それでも、娘が笑ってくれたり、小さな成長を見せてくれたりする瞬間は、何物にも代えがたい喜びです。
妻が「お肉ひつまぶしを食べたい」と言っていたこと、そしてワンオペお風呂に不安を感じていたこと。 そうした小さな想いに寄り添い、一緒に解決策を探していく中で、家族の絆はより一層強くなっていくのだと思います。
8月末まで、あと少し。 この育休期間を最大限に活かして、家族との時間を大切に過ごしていきたい。
そして、娘がもう少し大きくなったら、今日食べられなかった「お肉ひつまぶし」を、家族みんなで一緒に食べに行きたいな。
そんなことを考えながら、今夜も娘の寝顔を眺めています。 明日もまた、新しい一日が始まります。 子育てに奮闘する全てのパパ・ママに、エールを送ります。
育児雑学の宝庫!もっと知りたい子育て豆知識
最後に、今回ブログで紹介しきれなかった、子育てにまつわる興味深い雑学をいくつか紹介します。
1. 赤ちゃんの「へその緒」はなぜ取れる?
生まれてすぐの赤ちゃんについている「へその緒」。 これは、胎内にいる間、お母さんから栄養や酸素を受け取るための大切な管でした。 出生後、このへその緒は、自然に乾燥して壊死し、生後1〜2週間ほどでポロリと取れます。
これは、へその緒の中に含まれる血管が、出生後に自然に閉じるため。 へその緒が取れた後の「へその緒の跡」は、実は僕たち大人の「おへそ」になるんですよ。
2. 赤ちゃんの「喃語(なんご)」は世界共通?
生後5〜6ヶ月頃から赤ちゃんが発する「あー」「うー」「ばぶばぶ」といった声。 これを「喃語」といいます。
実はこの喃語、どの国の赤ちゃんも、同じような音を出すことがわかっています。 これは、まだ特定の言語に影響を受けていない、人間共通の音だと言われています。 喃語は、赤ちゃんが発声器官を使い、言葉を話す練習をしている大切なステップなのです。
3. 赤ちゃんは「胎内記憶」を持っている?
「お母さんのお腹の中にいた時のことを覚えている」と話す子どもが、稀にいます。 これは**「胎内記憶」**と呼ばれ、科学的には証明されていませんが、多くの興味深いエピソードが語られています。
例えば、「お腹の中は温かくて、気持ちよかった」とか、「お母さんが笑っている声が聞こえた」など。
もし本当だとしたら、赤ちゃんは生まれる前から、僕たちのことを感じてくれているのかもしれません。
4. 育児に疲れたら「ベビーリーディング」を試してみよう
育児に疲れてしまった時、赤ちゃんの気持ちを理解しようと、**「ベビーリーディング」**という方法を試すパパ・ママが増えています。
これは、赤ちゃんの表情や動き、泣き声のトーンから、その子が何を伝えたいのかを読み取る試みです。 例えば、
- 「ンー」という声: お腹が空いた。
- 「ハッ」という息: ゲップがしたい。
- 「アァ」という声: おむつが汚れている。
もちろん、全ての赤ちゃんに当てはまるわけではありませんが、赤ちゃんとのコミュニケーションを深めるきっかけになります。
今回は、僕の育休中の日常と、そこから学んだ子育てのあれこれを、雑学を交えながらブログにしてみました。 子育ては、毎日が学びと発見の連続ですね。
これからも、このブログで、育児のリアルな奮闘記を綴っていきたいと思います。 もし、子育てのことで悩んでいることがあったら、ぜひコメントで教えてください。 みんなで一緒に、子育てを楽しんでいきましょう!
#15日後に育休から職場復帰する夫
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